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聖書を読もう!

受難の火曜日

エレミヤ書 8.13~9.8

8章

13 わたしは彼らを集めようとしたがと
主は言われる。ぶどうの木にぶどうはなく
いちじくの木にいちじくはない。葉はしおれ、わたしが与えたものは
彼らから失われていた。

14 何のために我々は座っているのか。集まって、城塞に逃れ、黙ってそこにいよう。我々の神、主が我々を黙らせ
毒の水を飲ませられる。我々が主に罪を犯したからだ。

15 平和を望んでも、幸いはなく
いやしのときを望んでも、見よ、恐怖のみ。

16 ダンから敵の軍馬のいななきが聞こえる。強い馬の鋭いいななきで、大地はすべて揺れ動く。彼らは来て、地とそこに満ちるもの
都とそこに住むものを食い尽くす。

17 わたしはお前たちの中に蛇や蝮を送る。彼らにはどのような呪文も役に立たない。彼らはお前たちをかむ、と主は言われる。

18 わたしの嘆きはつのり
わたしの心は弱り果てる。

19 見よ、遠い地から娘なるわが民の
叫ぶ声がする。「主はシオンにおられないのか
シオンの王はそこにおられないのか。」なぜ、彼らは偶像によって
異教の空しいものによって
わたしを怒らせるのか。

20 刈り入れの時は過ぎ、夏は終わった。しかし、我々は救われなかった。

21 娘なるわが民の破滅のゆえに
わたしは打ち砕かれ、嘆き、恐怖に襲われる。

22 ギレアドに乳香がないというのか
そこには医者がいないのか。なぜ、娘なるわが民の傷はいえないのか。

23 わたしの頭が大水の源となり
わたしの目が涙の源となればよいのに。そうすれば、昼も夜もわたしは泣こう
娘なるわが民の倒れた者のために。

9章

1 荒れ野に旅人の宿を見いだせるものなら
わたしはこの民を捨て
彼らを離れ去るであろう。すべて、姦淫する者であり、裏切る者の集まりだ。

2 彼らは舌を弓のように引き絞り
真実ではなく偽りをもってこの地にはびこる。彼らは悪から悪へと進み
わたしを知ろうとしない、と主は言われる。

3 人はその隣人を警戒せよ。兄弟ですら信用してはならない。兄弟といっても
「押しのける者(ヤコブ)」であり
隣人はことごとく中傷して歩く。

4 人はその隣人を惑わし、まことを語らない。舌に偽りを語ることを教え
疲れるまで悪事を働く。

5 欺きに欺きを重ね
わたしを知ることを拒む、と主は言われる。

6 それゆえ、万軍の主はこう言われる。見よ、わたしは娘なるわが民を
火をもって溶かし、試す。まことに、彼らに対して何をすべきか。

7 彼らの舌は人を殺す矢
その口は欺いて語る。隣人に平和を約束していても
その心の中では、陥れようとたくらんでいる。

8 これらのことをわたしは罰せずにいられようかと
主は言われる。このような民に対し、わたしは必ずその悪に報いる。

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