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聖書を読もう!

受難の水曜日

エレミヤ書 11.18~20、12.1~13

11章

18 主が知らせてくださったので
わたしは知った。彼らが何をしているのか見せてくださった。

19 わたしは、飼いならされた小羊が
屠り場に引かれて行くように、何も知らなかった。彼らはわたしに対して悪だくみをしていた。「木をその実の盛りに滅ぼし
生ける者の地から絶とう。彼の名が再び口にされることはない。」

20 万軍の主よ
人のはらわたと心を究め
正義をもって裁かれる主よ。わたしに見させてください
あなたが彼らに復讐されるのを。わたしは訴えをあなたに打ち明け
お任せします。

12章

1 正しいのは、主よ、あなたです。それでも、わたしはあなたと争い
裁きについて論じたい。なぜ、神に逆らう者の道は栄え
欺く者は皆、安穏に過ごしているのですか。

2 あなたが彼らを植えられたので
彼らは根を張り
育って実を結んでいます。口先ではあなたに近く
腹ではあなたから遠いのです。

3 主よ、あなたはわたしをご存じです。わたしを見て、あなたに対するわたしの心を
究められたはずです。彼らを屠られる羊として引き出し
殺戮の日のために取り分けてください。

4 いつまで、この地は乾き
野の青草もすべて枯れたままなのか。そこに住む者らの悪が
鳥や獣を絶やしてしまった。まことに、彼らは言う。「神は我々の行く末を見てはおられない」と。

5 あなたが徒歩で行く者と競っても疲れるなら
どうして馬で行く者と争えようか。平穏な地でだけ、安んじていられるのなら
ヨルダンの森林ではどうするのか。

6 あなたの兄弟や父の家の人々
彼らでさえあなたを欺き
彼らでさえあなたの背後で徒党を組んでいる。彼らを信じるな
彼らが好意を示して話しかけても。

7 わたしはわたしの家を捨て
わたしの嗣業を見放し
わたしの愛するものを敵の手に渡した。

8 わたしの嗣業はわたしに対して
森の中の獅子となり
わたしに向かってうなり声をあげる。わたしはそれを憎む。

9 わたしの嗣業はわたしにとって
猛禽がその上を舞っている
ハイエナのねぐらなのだろうか。野の獣よ、集まって餌を襲え。

10 多くの牧者がわたしのぶどう畑を滅ぼし
わたしの所有地を踏みにじった。わたしの喜びとする所有地を
打ち捨てられた荒れ野とし

11 それを打ち捨てられて嘆く地とした。それは打ち捨てられてわたしの前にある。大地はすべて打ち捨てられ
心にかける者もない。

12 荒れ野の裸の山に略奪する者が来る。主の剣はむさぼる
地の果てから果てまで。すべて肉なる者に平和はない。

13 麦を蒔いても、刈り取るのは茨でしかない。力を使い果たしても、効果はない。彼らは収穫がなくてうろたえる
主の怒りと憤りのゆえに。

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