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聖書を読もう!

年間 第22土曜日

アモス書 5.18~6.14

5章

18 災いだ、主の日を待ち望む者は。主の日はお前たちにとって何か。それは闇であって、光ではない。

19 人が獅子の前から逃れても熊に会い
家にたどりついても
壁に手で寄りかかると
その手を蛇にかまれるようなものだ。

20 主の日は闇であって、光ではない。暗闇であって、輝きではない。

21 わたしはお前たちの祭りを憎み、退ける。祭りの献げ物の香りも喜ばない。

22 たとえ、焼き尽くす献げ物をわたしにささげても
穀物の献げ物をささげても
わたしは受け入れず
肥えた動物の献げ物も顧みない。

23 お前たちの騒がしい歌をわたしから遠ざけよ。竪琴の音もわたしは聞かない。

24 正義を洪水のように
恵みの業を大河のように
尽きることなく流れさせよ。

25 イスラエルの家よ
かつて四十年の間、荒れ野にいたとき
お前たちはわたしに
いけにえや献げ物をささげただろうか。

26 今、お前たちは王として仰ぐ偶像の御輿や
神として仰ぐ星、偶像ケワンを担ぎ回っている。それはお前たちが勝手に造ったものだ。

27 わたしは、お前たちを捕囚として
ダマスコのかなたの地に連れ去らせると
主は言われる。その御名は万軍の神。

6章

1 災いだ、シオンに安住し
サマリアの山で安逸をむさぼる者らは。諸国民の頭である国に君臨し
イスラエルの家は彼らに従っている。

2 カルネに赴いて、よく見よ。そこから、ハマト・ラバに行き
ペリシテ人のガトに下れ。お前たちはこれらの王国にまさっているか。彼らの領土は
お前たちの領土より大きいか。

3 お前たちは災いの日を遠ざけようとして
不法による支配を引き寄せている。

4 お前たちは象牙の寝台に横たわり
長いすに寝そべり
羊の群れから小羊を取り
牛舎から子牛を取って宴を開き

5 竪琴の音に合わせて歌に興じ
ダビデのように楽器を考え出す。

6 大杯でぶどう酒を飲み
最高の香油を身に注ぐ。しかし、ヨセフの破滅に心を痛めることがない。

7 それゆえ、今や彼らは捕囚の列の先頭を行き
寝そべって酒宴を楽しむことはなくなる。

8 主なる神は御自分を指して誓われる。万軍の神なる主は言われる。わたしはヤコブの誇る神殿を忌み嫌い
その城郭を憎む。わたしは都とその中のすべてのものを敵に渡す。

9 もし、一軒の家に男が十人残っているなら、彼らも死ぬ。

10 親族と死体を焼く者が、彼らを家の中から運び出す。そのとき、一人が家の奥にいる者に、「まだ、あなたと共にいる者がいるのか」と尋ねると、「いない」と答え、「声を出すな、主の名を唱えるな」と言う。

11 見よ、主が命じられる。「大きな家を打って粉々にし
小さな家をみじんにせよ。」

12 馬が岩の上を駆けるだろうか
牛が海を耕すだろうか。お前たちは裁きを毒草に
恵みの業の実を苦よもぎに変えた。

13 お前たちはロ・ダバル(空虚)を喜び
「我々は自分の力で
カルナイムを手に入れたではないか」と言う。

14 しかし、イスラエルの家よ
わたしはお前たちに対して一つの国を興す。彼らはレボ・ハマトからアラバの谷に至るまで
お前たちを圧迫すると
万軍の神なる主は言われる。

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