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聖書を読もう!

年間 第23月曜日

アモス書 8.1~14

8章

1 主なる神はこのようにわたしに示された。見よ、一籠の夏の果物(カイツ)があった。主は言われた。

2 「アモスよ、何が見えるか。」わたしは答えた。「一籠の夏の果物です。」主はわたしに言われた。「わが民イスラエルに最後(ケーツ)が来た。もはや、見過ごしにすることはできない。

3 その日には、必ず
宮殿の歌い女は泣きわめくと
主なる神は言われる。しかばねはおびただしく
至るところに投げ捨てられる。声を出すな。」

4 このことを聞け。貧しい者を踏みつけ
苦しむ農民を押さえつける者たちよ。

5 お前たちは言う。「新月祭はいつ終わるのか、穀物を売りたいものだ。安息日はいつ終わるのか、麦を売り尽くしたいものだ。エファ升は小さくし、分銅は重くし、偽りの天秤を使ってごまかそう。

6 弱い者を金で、貧しい者を靴一足の値で買い取ろう。また、くず麦を売ろう。」

7 主はヤコブの誇りにかけて誓われる。「わたしは、彼らが行ったすべてのことを
いつまでも忘れない。」

8 このために、大地は揺れ動かないだろうか。そこに住む者は皆、嘆き悲しまないだろうか。大地はことごとくナイルのように盛り上がり
エジプトの大河のように押し上げられ
また、沈まないだろうか。

9 その日が来ると、と主なる神は言われる。わたしは真昼に太陽を沈ませ
白昼に大地を闇とする。

10 わたしはお前たちの祭りを悲しみに
喜びの歌をことごとく嘆きの歌に変え
どの腰にも粗布をまとわせ
どの頭の髪の毛もそり落とさせ
独り子を亡くしたような悲しみを与え
その最期を苦悩に満ちた日とする。

11 見よ、その日が来ればと
主なる神は言われる。わたしは大地に飢えを送る。それはパンに飢えることでもなく
水に渇くことでもなく
主の言葉を聞くことのできぬ飢えと渇きだ。

12 人々は海から海へと巡り
北から東へとよろめき歩いて
主の言葉を探し求めるが
見いだすことはできない。

13 その日には、美しいおとめも力強い若者も
渇きのために気を失う。

14 サマリアの罪にかけて誓う者ども
「ダンよ、お前の神は生きている。ベエル・シェバよ
お前の愛する者は生きている」と言う者どもは
倒れて再び立ち上がることはない。

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