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聖書を読もう!

年間 第28火曜日

エレミヤ書 2.1~13、20~25

2章

1 主の言葉がわたしに臨んだ。

2 行って、エルサレムの人々に呼びかけ
耳を傾けさせよ。主はこう言われる。わたしは、あなたの若いときの真心
花嫁のときの愛
種蒔かれぬ地、荒れ野での従順を思い起こす。

3 イスラエルは主にささげられたもの
収穫の初穂であった。それを食べる者はみな罰せられ
災いを被った、と主は言われる。

4 ヤコブの家よ
イスラエルの家のすべての部族よ
主の言葉を聞け。

5 主はこう言われる。お前たちの先祖は
わたしにどんなおちどがあったので
遠く離れて行ったのか。彼らは空しいものの後を追い
空しいものとなってしまった。

6 彼らは尋ねもしなかった。「主はどこにおられるのか
わたしたちをエジプトの地から上らせ
あの荒野、荒涼とした、穴だらけの地
乾ききった、暗黒の地
だれひとりそこを通らず
人の住まない地に導かれた方は」と。

7 わたしは、お前たちを実り豊かな地に導き
味の良い果物を食べさせた。ところが、お前たちはわたしの土地に入ると
そこを汚し
わたしが与えた土地を忌まわしいものに変えた。

8 祭司たちも尋ねなかった。「主はどこにおられるのか」と。律法を教える人たちはわたしを理解せず
指導者たちはわたしに背き
預言者たちはバアルによって預言し
助けにならぬものの後を追った。

9 それゆえ、わたしはお前たちを
あらためて告発し
また、お前たちの子孫と争うと
主は言われる。

10 キティムの島々に渡って、尋ね
ケダルに人を送って、よく調べさせ
果たして、こんなことがあったかどうか確かめよ。

11 一体、どこの国が
神々を取り替えたことがあろうか
しかも、神でないものと。ところが、わが民はおのが栄光を
助けにならぬものと取り替えた。

12 天よ、驚け、このことを
大いに、震えおののけ、と主は言われる。

13 まことに、わが民は二つの悪を行った。生ける水の源であるわたしを捨てて
無用の水溜めを掘った。水をためることのできない
こわれた水溜めを。

20 あなたは久しい昔に軛を折り
手綱を振り切って
「わたしは仕えることはしない」と言った。あなたは高い丘の上
緑の木の下と見ればどこにでも
身を横たえて遊女となる。

21 わたしはあなたを、甘いぶどうを実らせる
確かな種として植えたのに
どうして、わたしに背いて
悪い野ぶどうに変わり果てたのか。

22 たとえ灰汁で体を洗い
多くの石灰を使っても
わたしの目には
罪があなたに染みついていると
主なる神は言われる。

23 どうして、お前は言い張るのか
わたしは汚れていない
バアルの後を追ったことはない、と。見よ、谷でのお前のふるまいを
思ってみよ、何をしたのか。お前は、素早い雌のらくだのように
道をさまよい歩く。

24 また、荒れ野に慣れた雌ろばのように
息遣いも荒く、欲情にあえいでいる。誰がその情欲を制しえよう。彼女に会いたければ、だれも苦労はしない。その月になれば、見つけ出せる。

25 素足になることを避け
喉が渇かぬようにせよ、と言われても
お前は答えて言う。「いいえ、止めても無駄です。わたしは異国の男を慕い
その後を追います」と。

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