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聖書を読もう!

年間 第30主日

エレミヤ書 23.9~17、21~29

23章

9 預言者たちについて。わたしの心臓はわたしのうちに破れ
骨はすべて力を失った。わたしは酔いどれのように
酒にのまれた男のようになった。それは、主のゆえ
その聖なる言葉のゆえである。

10 姦淫する者がこの国に満ちている。国土は呪われて喪に服し
荒れ野の牧場も干上がる。彼らは悪の道を走り
不正にその力を使う。

11 預言者も祭司も汚れ
神殿の中でさえわたしは彼らの悪を見たと
主は言われる。

12 それゆえ、彼らの道は
すべる岩のようになり
彼らは暗闇の中を追われて倒れる。わたしが彼らに災いを
彼らを罰する年を臨ませるからだと
主は言われる。

13 わたしは、サマリアの預言者たちに
あるまじき行いを見た。彼らはバアルによって預言し
わが民イスラエルを迷わせた。

14 わたしは、エルサレムの預言者たちの間に
おぞましいことを見た。姦淫を行い、偽りに歩むことである。彼らは悪を行う者の手を強め
だれひとり悪から離れられない。彼らは皆、わたしにとってソドムのよう
彼らと共にいる者はゴモラのようだ。

15 それゆえ、万軍の主は預言者たちについて
こう言われる。見よ、わたしは彼らに苦よもぎを食べさせ
毒の水を飲ませる。エルサレムの預言者たちから
汚れが国中に広がったからだ。

16 万軍の主はこう言われる。お前たちに預言する預言者たちの
言葉を聞いてはならない。彼らはお前たちに空しい望みを抱かせ
主の口の言葉ではなく、自分の心の幻を語る。

17 わたしを侮る者たちに向かって
彼らは常に言う。「平和があなたたちに臨むと
主が語られた」と。また、かたくなな心のままに歩む者に向かって
「災いがあなたたちに来ることはない」と言う。

21 わたしが遣わさないのに
預言者たちは走る。わたしは彼らに語っていないのに
彼らは預言する。

22 もし、彼らがわたしの会議に立ったのなら
わが民にわたしの言葉を聞かせ
彼らの悪い道、悪の行いから
帰らせることができたであろう。

23 わたしはただ近くにいる神なのか、と主は言われる。わたしは遠くからの神ではないのか。

24 誰かが隠れ場に身を隠したなら
わたしは彼を見つけられないと言うのかと
主は言われる。天をも地をも、わたしは満たしているではないかと
主は言われる。

25 わたしは、わが名によって偽りを預言する預言者たちが、「わたしは夢を見た、夢を見た」と言うのを聞いた。

26 いつまで、彼らはこうなのか。偽りを預言し、自分の心が欺くままに預言する預言者たちは、

27 互いに夢を解き明かして、わが民がわたしの名を忘れるように仕向ける。彼らの父祖たちがバアルのゆえにわたしの名を忘れたように。

28 夢を見た預言者は夢を解き明かすがよい。しかし、わたしの言葉を受けた者は、忠実にわたしの言葉を語るがよい。もみ殻と穀物が比べものになろうかと
主は言われる。

29 このように、わたしの言葉は火に似ていないか。岩を打ち砕く槌のようではないか、と主は言われる。

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