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聖書を読もう!

年間 第33月曜日

エゼキエル書 17.3~15、19~22

17章

3 あなたは言わねばならない。主なる神はこう言われる。大きな翼と長い羽をもち
彩り豊かな羽毛に覆われた大鷲が
レバノンに飛来する。その鷲はレバノン杉の梢を切り取り

4 その頂の若い枝を折って
商業の地に運び、商人の町に置いた。

5 また、その地の種を取って苗床に蒔き
苗を豊かな水のほとりに柳のように植えた。

6 やがてそれは育ち
低く生い茂るぶどうの木となった。その枝は鷲の方に向かって伸び
根はその鷲の下に張り
若枝を広げ、つるの伸びたぶどうの木となった。

7 また、もう一羽の大鷲がいた。これも大きな翼と多くの羽毛を持っていた。このぶどうの木は
その植えられていた場所から
根をこの鷲の方に向け
若枝をこの鷲の方に伸ばして
水を得ようとした。

8 このぶどうの木は
枝を伸ばし、実を結ぶ
立派なぶどうの木となるように
水の豊かなよい地に植えられていた。

9 語れ。主なる神はこう言われる。このぶどうの木は成長するだろうか。その根は引き抜かれ
実はもぎ取られないだろうか。芽生えた葉はすべてしおれてしまわないだろうか。それはしおれてしまう。それを根から引き抜くのに
大きな力も、多くの人も必要としない。

10 それは植えられはしたが
果たして成長するだろうか。東風が吹きつけたなら
しおれてしまわないだろうか。その芽を出した場所で、しおれるであろう。

11 主なる神の言葉がわたしに臨んだ。

12 さあ、この反逆の家に語りなさい。このたとえが何を意味するか、お前たちには分からないのか。バビロンの王がエルサレムに来て、王とその家来たちを捕らえ、彼らをバビロンへ連れて行った。

13 そして、王の子らの一人を選び、これと契約を結び、誓いを立てさせ、更に、この国の有力者をも連れて行った。

14 それは、この王国が高ぶることなく従順になり、契約を守り続けるようにさせるためであった。

15 しかし、彼は王に背き、エジプトに使者を送って馬と軍勢を得ようとした。果たして、それでうまくいくだろうか。こんなことをして助かるだろうか。契約を破っておきながら、助かるだろうか。

19 それゆえ、主なる神はこう言われる。わたしは生きている。わたしは、彼が軽んじたわたしの誓いと、彼が破ったわたしの契約とを、必ず彼の頭上に報いる。

20 わたしは彼の上に網を広げ、彼はわたしの罠にかかる。わたしは彼をバビロンへ連れて行き、彼がわたしに対して行った背信のゆえに、その地で彼を裁く。

21 彼の全軍の中で、逃れた者もすべて剣に倒れ、更に残った者がいても四方に散らされる。そのとき、お前たちは、主であるわたしが語ったことを知るようになる。

22 主なる神はこう言われる。わたしは高いレバノン杉の梢を切り取って植え、その柔らかい若枝を折って、高くそびえる山の上に移し植える。

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