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教会カレンダー

年間第2土曜日

第1朗読 ヘブライ人への手紙 9章2~3、11~14節

福音朗読 マルコによる福音書 3章20~21節

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第1朗読 ヘブライ人への手紙 9章2~3、11~14節

すなわち、第一の幕屋が設けられ、その中には燭台、机、そして供え物のパンが置かれていました。
この幕屋が聖所と呼ばれるものです。
また、第二の垂れ幕の後ろには、至聖所と呼ばれる幕屋がありました。

けれども、キリストは、既に実現している恵みの大祭司としておいでになったのですから、人間の手で造られたのではない、すなわち、この世のものではない、更に大きく、更に完全な幕屋を通り、雄山羊と若い雄牛の血によらないで、御自身の血によって、ただ一度聖所に入って永遠の贖いを成し遂げられたのです。

なぜなら、もし、雄山羊と雄牛の血、また雌牛の灰が、汚れた者たちに振りかけられて、彼らを聖なる者とし、その身を清めるならば、まして、永遠の“霊”によって、御自身をきずのないものとして神に献げられたキリストの血は、わたしたちの良心を死んだ業から清めて、生ける神を礼拝するようにさせないでしょうか。

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福音朗読 マルコによる福音書 3章20~21節

イエスが家に帰られると、群衆がまた集まって来て、一同は食事をする暇もないほどであった。
身内の人たちはイエスのことを聞いて取り押さえに来た。「あの男は気が変になっている」と言われていたからである。

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今日の朗読は、新共同訳聖書の構成によれば、「地上の聖所と天の聖所」(9,1-22)です。

11、12節で、古い契約と新しい契約のもとでの大祭司の役割を比較し、「恵みの大祭司」イエス・キリストは、「御自身の血によって、ただ一度聖所に入って永遠の贖いを成し遂げられた」と書かれています。

14節の「永遠の“霊”によって、御自身をきずのないものとして神に献げられたキリストの血は、わたしたちの良心を死んだ業から清めて、生ける神を礼拝するようにさせないでしょうか」との言葉にとどまり、私たちがいただいている救いはどのようなものであったかを祈り賛美する1日でありたいと思います。

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2節ほどの短い朗読です。イエスの身内の人たちのことが書かれています。対応する31から34節、そこにはもうひとつの身内との軋轢が述べられていますが、それらを含めて読まれるといいと思います。マルコの編集意図が分かってくると思います

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