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キリシタン

キリシタンという言葉は、クリスチャン、つまりキリスト信者を表すポルトガル語からきています。

1549年にフランシスコ・ザビエルが日本にキリスト教を初めて伝えましたが、その時から幕末までのキリスト信者を、特にキリシタンと呼んでいます。

したがって、この時代を「キリシタン時代」、キリスト教を受け入れて、信者になった大名を「キリシタン大名」、徳川幕府の禁教令にもかかわらず、信仰を守るためにキリシタンであることを隠して生活し、独自の信仰形態を築き生活している人々を「隠れキリシタン」と呼んでいます。

長崎 中町教会 日本26聖人3少年像
長崎 中町教会 日本26聖人3少年像

私たちは、キリシタン時代の主役は、キリシタン大名や宣教師と思いがちですが、実はそうではなく、農民、漁民など、庶民でした。彼らは、信仰を得た喜びと希望で、生き生きと喜びに満たされて生活していました。他の人々はキリシタンたちを見て、信仰に入っていったのです。


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