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ラビ

ヘブライ語で「先生」とか「教師」という意味です。
文字どおりには「私の大いなる主」を意味しています。

新約聖書の中では、イエスも、律法学者も、ファリサイ派の人々も「ラビ」と呼ばれています。

復活されたイエスに、マグダラのマリアは「ラボニ」と呼びかけましたが、このことばも「先生」という意味です。ただし、「ラボニ」は、イエス時代のパレスチナ地方で使われていたアラム語です。

イエスの時代には、何か資格のある人を「ラビ」と呼んだわけではなく、「尊敬すべき先生」という意味で、尊称として使われていました。

使徒たちは、主の受難と死、復活をとおし、聖霊の光を受けて、イエスこそ、ただ一人の「先生」「師」であると悟りました。

紀元70年の神殿崩壊後においては、ユダヤ教において「ラビ」ということばは、正式な教育を受けて、公に任命された律法学者だけを指すようになりました。


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