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マルコで祈る

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時計草



シモンのしゅうとめが熱を出して寝ていた

マルコ1.30


シモンのしゅうとめは熱が出て寝ていた。
つまり床から離れられず、人々に世話をしてもらい、
また自分の代わりに人々に働いてもらうよりしかたなかった。
だからこの熱は、人間を動けなくする悪、愛する能力を押さえつけ、
徹底的に人間を縛りつける悪のイメージだ。

後にこの同じ家で、
イエスは弟子たちの心にひそむ他の熱病を診断し、いやすことになる。
その熱病とは、自分が人よりも上になりたいという野望で、
彼らは互いに張り合い、「み言葉」に耳をふさいでしまう。 (9.32~35)

ヤコブもヨハネも、そして他の弟子たちも、
神の国の指導者として優劣がないのに、同じ熱病にうかされて、
彼らは上に立とうとしてけんかをする。 (10.35~45)



『思い起こし、物語れ』上 より

 

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