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新刊のご案内
ゆるしの秘跡に戸惑うあなたへ 一神父の経験から
- 著者：マラキー・ハンラッティ
- 訳者：金成彰子
- 定価：本体300円＋税
- A6判 並製 40ページ
- ISBN978-4-7896-0717-9 C0416
「ゆるしの秘跡」を受けることをためらう信者さんが多い、と最近感じるようになりました。これは、ある時、みんなで話し合っていると、いつの間にか話題は「ゆるしの秘跡」になっていたことがありました。
「どうしてもイヤだけど、受けなければならないので受けているだけ」とか、「教会ごとに共同回心式が決められているので、行かないと、何となく気持ち悪いので行く」などで、積極的な意見はありませんでした。
この小冊子を読んだとき、「ああ、これをみんなに読んでもらえたら、どんなにこの秘跡が生きたものになることか」、と痛感しました。
わずか、40ページの中に、長年、司牧に携わってこられた著者の経験から導き出された「ゆるしの秘跡」に関する宝が収められています。
「ゆるしの秘跡」を受ける立場から、また授ける立場からに分けて書かれています。
非常に、具体的ですから、読者が受ける人の立場にあったとしても、授ける司祭の立場にあったとしても、有益なアドバイスを受け取ることでしょう。
神の恵み、神のいつくしみを感じて、ゆるしの秘跡を受けるという体験をぜひみなさんにしていただけたらと思います。
そうすれば、この秘跡が、重苦しい、イヤなものではなく、喜ばしいものに変わっていくことでしょう。