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生涯を賭けた決意 終生誓願、誓願50周年、25周年の姉妹たち

2012/06/29


聖ペトロ使徒・聖パウロ使徒の祭日の6月29日(金)に、一人のシスターの、生涯を神にささげる約束をする終生誓願式が本部修道院で行われました。また、終生誓願式の前に、初誓願から50周年と25周年を迎えるシスターたちの、感謝のミサが行われました。

聖堂前のパネル
聖堂入り口のパネル


文頭の飾り 終生誓願式

終生誓願を行ったのは、Sr.PierMaria 近藤ルミ子です。終生誓願式は、11:00から、岡田武夫東京教区大司教を主式に迎え、聖パウロ修道会の司祭たちの共同司式でミサが行われました。Sr.近藤のお母さま、友人、パウロ家族の仲間たち、一緒に働いている職員の人たちなど、たくさんの方々がミサに集まり一緒に祈ってくださいました。

岡田大司教
説教する岡田大司教


説教で岡田大司教は、今年の10月から始まる「信仰年」についてふれ、「信仰の喜びをともにするように生き方の方向転換が求められていると語った後、「人生は過酷である。現実に押しつぶされてしまう人々が少なくない現実の中で、信仰の喜びを生きることができるか。現実に埋没せず、超自然のものに目を向けることがきるのか。今読まれた福音にあるように、わたしたちはイエスにつながっていなければ、何もできない。典礼を生かし、祈りを大切にし、日々信仰に生きるようにしなければならない。愛、平和、感謝の内に生きることができるよう、Sr.近藤のために祈ろう」と結ばれました。

諸聖人の連願を唱えた後、誓願文を唱え、終生の約束をしました。

連願
諸聖人の連願


祝福と聖別
祝福と聖別を受ける


記念撮影
記念撮影


文頭の飾り 誓願25周年、50周年感謝の祭儀

終生誓願式の前、9時から、誓願50周年・誓願25周年を迎えたシスターたちの感謝の祭儀が行われました。50周年の金祝を迎えたのは、Sr.Maria.delfina 石牟礼和子、Sr.Maria.Sofia 市来節子、Sr.Maria Serena 金﨑ハル、Sr.Maria Liberia 土田とし子、Sr.Eliza 永田愛子、Sr.Maria Adeiana 三上ヨシ子、Sr.Agnes Maria 本村タミ子、Sr.Maria Tresa 山崎惇子。25周年の銀祝を迎えたのは、Sr.Maria Teresia 冨田洋子、Sr.Cristina 村田桂子です。

記念撮影
50周年者、25周年者の記念撮影


感謝の祭儀を司式してくださった聖パウロ修道会管区長の鈴木神父は、説教の中で次のように話されました。「ミサの中で読まれた2つの朗読に共通することは“選び”である。何かあったから選ばれるのではない。わたしたちは神の子とされるために選ばれた。特別のミッションのために選ばれた。“あなたの支え、励ましによってわたしたちはこのミッションについて行きます”。25年、50年の歩みを振り返り、改めて“主よ、わたしを選ばれたのはあなたです”。これからも“ついて行かせてください”と願いたい」。

ミサの後、お祝いの食事をいただきました。

今日お祝いをしたシスターたちは、多くの人々から祝福をいただき、うれしそうでした。召されたこの道を、これからも力強く歩んでいかれますように。

25周年者
25周年を迎えたSr.冨田(左)とSr.村田


記念撮影
お祝いの歌をうたってくださる師イエズス修道女会のシスターたち


記念撮影
聖パウロ修道会のブラザー、修練者、志願者たち


記念撮影
赤いリボンでおそろいの女子パウロ会の歌


記念撮影
ペトロの霊名の祝日を迎えた
岡田大司教にも、お祝いの花束が贈られました。



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