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女子パウロ会ニュース

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2013年度 三会合同管区統治会

2013/01/09


今年も正月早々の1月8日(水)に、パウロ家族の「三会合同管区統治会」が、四ッ谷の聖パウロ修道会若葉修道院で行われました。日本におけるパウロ家族の、聖パウロ修道会、師イエズス修道女会、そして聖パウロ女子修道会の、各会の管区長はじめ統治の任にある者が集まり、年に一度の出会いを持ちました。


パウロ家族統治の集い
若葉修道院 聖堂


パウロ家族統治の集い
司式する聖パウロ修道会管区長の鈴木神父(左)と戸村神父


集まりは、ミサから始まりました。司式の鈴木神父は説教の中で、次のようにお話しくださいました。


ここにわたしたちが集まっているのは、必然ではない。わたしたちが神に呼ばれたからにつきる。今日の福音(マルコ6.34~44)は、わたしたちにふさわしい内容だ。多くの群衆が集まってきた。しかし、弟子たちは何もできない。賢明に判断して「解散させましょう」とイエスに提案する。しかし、イエスからの答えは「あなたたちがしなさい」だった。弟子たちは思った。「そんなことできません。主よ」しかし、イエスは言う。「あなたたちがしなさい」。弟子たちが配った結果、みなに配ることができた。主の力があって、弟子たちは人々に分かち合うことができる。

今のわたしたちも「何もできない」と言う。しかし、主が働いてくだされば、何でもできる。わたしたちも青草の上に座ろう。主が呼んでくださったから、ここに集まっている。
わたしたちはパウロ家族として歩むよう、教会の中でカリスマを受けた。わたしたちは生活のために生きるのではない。自分のために生きるのではない。カリスマのために生きている。
「あなたがたが、食べさせなさい」。主が託してくださった使命に、少しでも答えられるように、ともに願っていきたい。
主がパンを裂いてくださる。主がわたしたちにそれをくださる。

パウロ家族統治の集い
3会で行っているいろいろな会議の議事録を奉納しました


わたしたちというメディアをとおして、人々に神を告げることができるようにと、互いのために祈りました。

昨年の集まりでは、それぞれの使徒職の活動、召命活動、また会員の高齢化について分かち合いましたが、今年は、「パウロ家族協力者会」の規約について確認をしあいました。また、2014年に迎えるパウロ家族創立100周年をどのように祝うかについて、アイデアを出し合いました。また、2012年6月にタイで行われた第3回アジア司教協議会において出された「奉献生活:教会の使命における協力的役割にむけて」の「勧告」を読み、教区と修道会の間で何ができるのかを分かち合いました。


パウロ家族統治の集い


パウロ家族統治の集い


充実した内容で、パウロ家族としての意識を深めることができました。今年も、パウロ家族として、日本の教会の中で必要なところで力を出し合いながら、宣教活動を行っていきたいと思います。


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