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新世紀ルーツへの巡礼

目次

 新しい時代:刷新の歩み

霊性センターの設立 4

Carissimi in San Paolo 3冊の本

ロアッタ神父とのインタビューの続き4をお伝えします。

聞き手:女子パウロ会 シスター

語り手:ロアッタ神父      

女子パウロ会 シスター:
神父様が謄写版で出された霊性関係のものがありますが、あれが出たころ創立者はもうおいでにならなかったのですか。

ロアッタ神父:
もういらっしゃらなかった。だから、出すことができた。創立者がいらっしゃる間は、彼が書いたり話したりし続けていたわけだから、彼の考えを研究するといっても、彼がそれを展開し続けているかぎり、無理だった。だから、彼の生存中は、《Mi pro- tendo in avanti 》以外は何もしなかった。彼がいうことを全部言ってもらうことが先だった。

彼が死去して、研究を始めるときが到来した。1971年。私はここにいた。その年に、ここアリッチャに霊性センターが設立された。私はプリモ・マエストロのものを集められるだけ集めて、読んで読んで読みまくった。
エスポージト神父が編集した《Carissimi in San Paolo》が出版された。全集の何冊かも出た。実にたくさんのことが、そこからわかってきた。

1973年になった。1973年、私は60歳。1983年の今年、私は70歳だ。
さて、そのころ私はかなり疲れていた。安息年が必要だ、と感じていた。聖書でいわれている安息の年。つまり、ここでゆっくり休みをとる。

当時の総会長はザノーニ神父だった。ある日、ここにやって来た。
そして、来年の年の黙想会のテーマは何にするつもりだ。と尋ねた。
2年来、私は、年のテーマを決めて、あらゆる黙想会をそのテーマで展開してきた。
まだ決めていない」。
聖パウロをテーマにしてみないか。
黙想会の指導をするかどうかも、まだわからない。
何? 黙想会の指導もしないって?
来年、安息年がしたい。
どうやるの?
聖書にあるように、50年ごとに土地を空けておいて、将来もっと実りがあるように1年休ませる。私は勉強をしたり、祈りもたっぷりしたり。ここにいながらのことだ。
それはいい、やりなさい。
こういうわけで、安息年をもらった。1973年、私は創立者が言ったこと、残されているものを全部集めた。
聖母について、どこでもかしこでも話している。それを一つの筋で整理していきたいと思った。そこでできたのが『マリア論』で、これが第一の謄写刷りの資料だ。

それから聖パウロに取り組んだ。彼が聖パウロについて言ったことをなんでもかでも全部集める。どんどん、どんどん集めた。それを一つの筋にそって整理した。これが『パウロ的精神』となって出たものだ。

まだ師イエスのがなかった。その年の後半全部を道・真理・生命である師キリストに関するものにあてた。
アルベリオーネ神父は何をいいたかったのだろうか。彼の言葉を集められるかぎり集めて組み立てた。

こうして3冊が出た。私の安息年はなかなか充実していた、と思う。いまだにこの3冊は求められるが、早々と品切れになってしまって、そのままだ。

こうして、彼の考えをじっくりと研究することになった。師イエスの本を書いたときに、私は彼が求めていたことがわかっていなかった。しかし、今は、曲がりなりにも、国際霊性大会を計画している。みんなで一緒に、どう理解し、どのようにパウロ家族全体に提示したらよいか。パウロ家族だけにではなく、神の民全体にも。このビジョンを、神の民も知る必要がある。社会的コミュニケーションの時代に、まず霊性を提供する必要がある。
この大会は来年九月にする予定で、準備中だ。

インタビューは次回にも継続します。

◆11-新しい時代:刷新の歩み


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