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新世紀ルーツへの巡礼

目次

 新しい世紀に向かっての歩み

1)2001年 第8回総会準備の年

2001年は、修道会にとって第8回総会準備の年です。また、カリスマを生き、告げ知らせる年、師イエスから光を受けて、会員が光となり、ここから 私たち修道会の会員が光となり、「ここから、私たち共同体から光が放出されねばならない」という自覚において成長する年であるようにとの総長の勧めに従い、会員は特別にこの記念すべき年を創立者の手記を深めながら生きたのでした。

また、使徒職においては、各管区はみ言葉の普及のために新しい企画を立て、ローマでは聖年の巡礼者が訪れる場所にみ言葉を普及する拠点を設け、書院では聖年のコーナーを設けました。インターネットでは、聖年のための新しいページを準備しました。

パウロ家族のレベルでは、新しい世紀にむけて、中国大陸の諸教会に提供する聖書の特別企画が立てられました。

創立者アルベリオーネ神父を照らしたみ言葉「みな、わたしのもとに来なさい」を新たな気持ちで受け、心を広げ、すべての障害を取り払うように努め、全教会とともにこの前夜を生きるようにとの総長の勧めを快く受け入れたのでした。

この年に総会が行われることについて、総長はこう語っています。

創立者の霊的体験100周年と、総会への準備がめぐり合わされたことは特別の恵みです。
総会作業文書の草案は強調しています。「二つの“あけぼの”の間にあるパウロの娘の歴史を観想させます。青年アルベリオーネの心におけるカリスマの誕生のあけぼの”と私たちの再誕生の“あけぼの" とです」。ですから、創立の恵みに浸るように、そして教会への刷新された奉仕のために、そのすべての預言的な富において、創立の恵みを、今日、再び生きるようにとの呼びかけです。総会の準備は正真正銘の刷新のプロセスの中に、私たち皆を巻き込む出来事なのです。

私が皆さんと分かち合いたい、心の底からあふれる最初の感情は、総会に向かって歩みを照らす多くの教会的、社会的、そして修道会の出来事の、摂理的めぐり合わせのゆえの主への感謝です。「キリストにおいて、あらゆる霊的な祝福で満たしてくださった神は、ほめたたえられますように。」

総会準備の歩みは、正式には待降節と降誕祭とともに開始しました。
総会準備委員会のメンバーは、私たちの召命の深い動機づけを徹底的に再発見することを明確に打ち出しています。

千年紀を過ぎ越す夜を徹夜の祈りのうちに、アルベリオーネ神父が過ぎ越したように徹夜を生きるようにと会員は招かれました。

総長は次のように述べています。

聖年の祈り、それは、私たちの大聖年、パウロの娘たちの大聖年、パウロ家族の大聖年として千年紀を過ぎ越す夜を生きるということです。

青年アルベリオーネが自分の所属するカテドラルでこの夜を過ごしたように、ほとんどすべての地域教会のカテドラルで私たちもこの夜を過ごすことでしょう。私たちのいのち、修道会の現状、今日の人びとを主に携えて行くまえに、私たちに提供されている罪のゆるしの恵みを、信仰をもって教会から受けましょう。
この聖年の真の儀式に備えて私たち自身を整えましょう。ほんとうに清められて新しい千年紀に入るために、師の恵みによって心と精神を新たにしていただくためです。

私たちの上に贖いの清い水を降り注いでいただきましょう。キリストのうちに教会の中で私たちの聖別奉献を新たにいたしましょう。

また、こうも言っています。

若いアルベリオーネはその時代の大きな挑戦をあの夜の祈りの中で感じていました。それは、私たちも、時代の大きな挑戦を受けるということをも意味しています。

時代の必要は彼の心に浸透し、すべての人の救いのために協力するよう神が招き、行動へと駆り立てるのを感じました。

   ……(中略)……
2001年1月1日が皆さんにとってほんとうに「新しい朝」、新しい1日をはじめる一つの挑戦となりますように祈っています。

このような心で、全会員は新しい千年紀を迎え、師イエスは私たちとともに歩み、また歩みつづけてくださるとの希望をもって総会をはじめ、希望をもって総会後をも見つめながら総会を迎えることになります。

◆11-新しい世紀に向かっての歩み


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