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キリスト教@ワールドニュース

目次

2017年10月16日(月)

  1. ローマでバチカン・日本の国交75周年記念ミサ
  2. 教皇、聖書協会世界連盟教会関係委員会のメンバーと会見
  3. 米国とイスラエルがユネスコ脱退表明
  4. エジプトが非常事態を再延長
  5. ノーベル平和賞受賞のICANが国連で記者会見
  6. 米ボーイスカウトが女子受け入れを発表
  7. 教皇ツイートのフォロワー4000万人に
  8. 《メディア展望》

ローマでバチカン・日本の国交75周年記念ミサ

【CJC】
 日本とバチカン(ローマ教皇庁)が国交を結んでことしで75周年になることを記念するミサが10月11日、ローマ中心部にある『ジェズ教会』で、日本のカトリック中央協議会が主催して行われた。
 日本とバチカン市国は、第2次世界大戦中の1942年に国交を樹立し、ことしで75周年を迎えた。
 ミサは、バチカンのピエトロ・パロリン国務長官(首相に相当)が執り行った。バチカン関係者や各国外交官、在留邦人、日本からの巡礼団ら約500人が参列、世界平和や両国の外交、友好関係の繁栄を祈った。
 バチカンのサンピエトロ大聖堂専属の『ビカリアート聖歌隊』のメンバーが、日本との交流の証しとして東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」の合唱を日本語で披露した。
 聖歌隊の唯一の日本人メンバーで、阪神・淡路大震災の被災地、神戸市出身の花岡麻美さんは「歌声が一つになって被災者の方々に届けばいいと思いながら歌いました」と話していた。


教皇、聖書協会世界連盟教会関係委員会のメンバーと会見

【CJC】
米国のカトリック通信『CNS』が伝えるところでは、聖書を所有し、読んだだけで投獄されたり、迫害を受ける危険にさらされる世界中の信者の数を見れば、キリスト者の生活における聖書の重要性を理解できる、と教皇フランシスコは『聖書協会世界連盟』(UBS)教会関係委員会のメンバーと10月5日会見した際に語った。
 「私たちの兄弟姉妹の多くが「み言葉」のため刑務所に入れられ、さらに多くの人がイエス・キリストへ信仰の証しとして自分の血を流している」と教皇は指摘した。
 さらに教皇は、「わたしたちが、愛している人たちのために時間をささげる」ように、キリスト者は、「わたしたちに永遠の生命の言葉を語り、提供したい」とする神の言葉を読むために時間をささげるべきだと語った。
 「今日、教会は福音を全ての人に、全ての場所で、いかなる状況にあっても、一刻も遅れることなく、消極的でもなく、懸念することなく宣べ伝えるために、出て行くことが重要」と教皇。「世界の終わりに至るまでわたしたちの中におられる神の存在を確信して、わたしたちは神の宣教命令に従う」と言う。
 教皇は、キリスト者が「み言葉の食卓で自身を養う」時にだけ、福音を強く共有する力が与えられる、と来るとして、キリスト者が、神の言葉を広めるために共に働くべきであり、キリスト者の一致という神の意志が達成されるということを共に祈るべきだと述べた。


米国とイスラエルがユネスコ脱退表明

【CJC】
米国とイスラエルは10月12日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)を脱退すると発表した。米政府は、ユネスコが「反イスラエル」で偏向していると批判。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は米政府の決定を「勇敢で道徳的だ」と称賛した。
 米国務省は、2018年12月に正式にユネスコを脱退した後、ユネスコ本部のあるパリにはオブザーバーとして代表部を設置する方針。
 米国とイスラエルはこれまで、ユネスコの動きを繰り返し批判してきた。2011年には、ユネスコがパレスチナを完全な加盟国と認めたため、米国は分担金8000万ドル(約860億円)以上の支払いを凍結した。昨16年にはエルサレムの聖地『神殿の丘』について聖地のアラビア語名のみを表記し、ヘブライ語の名前などがないにもかかわらず、ユネスコで決議案が採択されたことにイスラエルが反発し、ユネスコとの協力を停止した。さらに今年7月にはユネスコがヨルダン川西岸地区のパレスチナ自治区ヘブロン旧市街を世界遺産に登録すると決めた際、ユダヤ教との古くからのつながりに言及しなかったことにも、イスラエルは反発していた。
 米メディア『CNN』によると、ニッキー・ヘイリー米国連大使は、特に「マクペラの洞窟」が世界遺産に指定されたことを「長きにわたる愚かな行為の直近の事例」としてやり玉に挙げた。
 マクペラの洞窟は今年7月、米国とイスラエルの反対を押し切って、ヨルダン川西岸にあるパレスチナ自治区のヘブロン旧市街とともに、ユネスコの世界遺産に指定された。同地はユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地とみなされている。


エジプトが非常事態を再延長

【CJC】
エジプト政府は10月12日、今年4月に発令した全土を対象とする非常事態宣言を3カ月延長することを決めた。7月に続いて延長は2度目。13日から施行する。時事通信が報じた。
 エジプト北部ではタンタとアレクサンドリアで4月9日にコプト教会を狙った爆破テロが相次ぎ、46人が死亡した。『イスラム国』が犯行声明を出し、さらなる攻撃を予告していた。
 「イスラム国」とされるエジプト総人口9200万の約1割はコプト教会信徒。


ノーベル平和賞受賞のICANが国連で記者会見

【CJC】
7月の核兵器禁止条約採択に貢献したとして、ノーベル平和賞受賞が決まった国際的なNGOの連合体『核兵器廃絶国際キャンペーン』(ICAN)」が10月9日、受賞決定後初めて、核兵器禁止条約採択の場となった国連本部で条約を推進した国々の大使と一緒に記者会見し、条約に参加していない核保有国や日本など米国の「核の傘」のもとにある国々の対応を批判した。
 ICANのアジア太平洋地域責任者ティム・ライト氏は、日本の条約加盟拒否は「70年以上にわたり、核兵器廃絶に粘り強く取り組んできた被爆者への裏切りだ」と批判。被爆者は核兵器がいかに非人道的か警告してきたと述べ、「われわれは彼らの声を聞かなければならない」と訴えた。
 ICANのベアトリス・フィン事務局長は、核兵器禁止条約の採択時にカナダ在住の被爆者サーロー節子さん(85)が述べた言葉を借り、条約は歴史的な合意であり「核兵器の終わりの始まりだ」と訴えた。
 事務局長は、「ICANの活動や条約の制定過程で貢献してきた」と被爆者に謝意を表明。核兵器の脅威が深まっている現状を踏まえ、「平和賞は極めてタイムリーだ。この問題(核問題)への関心を早急に高める必要がある」と語り、受賞を機に核廃絶に向けた国際世論の喚起に一層取り組んでいく考えを示した。
 会見には条約交渉を主導したオーストリアやコスタリカ、ブラジルの国連大使も参加。オーストリアのヤン・キッカート国連大使は核兵器保有国から署名・参加しないようにという圧力があったとしたうえで、条約参加により「平和賞は正しいことだといえる励み」と喜んだ。
 またフィン事務局長は、トランプ米政権が禁止条約に参加しない方針を改めて明らかにしたことに、「予想できていた」と指摘し、ノーベル賞受賞について「トランプ氏に核を放棄させることにはならないが、核兵器は容認できないという国民の声を受けて、政府は動かざるを得なくなる。ノーベル賞はより大きな機運となる」と意義を語った。
 北朝鮮の核問題をめぐっては「核保有国が核兵器を容認している限り、北朝鮮に核武装をあきらめさせることは不可能だ」と事務局長は指摘した。
 核兵器禁止条約にはこれまでに53の国と地域が署名している。今後、50カ国目が国連に条約の批准書などを寄託した日から90日後に発効する。フィン事務局長は発効の見通しに関し、2018年末までに50カ国の批准を実現させる「野心的な目標」を掲げている。


米ボーイスカウトが女子受け入れを発表

【CJC】
『ボーイスカウトアメリカ連盟』(BSA)は10月11日、来年から最年少グループで7~10歳の少年が所属するカブスカウトに女子を受け入れるとともに、最終的に最高位である「イーグルスカウト」の称号取得を認めると発表した。
 家族の忙しさが増し、男児と女児を同じ団体で活動させたいとの要望に応え、理事会が全会一致で可決した。
 BSAは1910年設立、若者世代の会員数は現在約230万人。2012年と比べ11%減、2000年以降では約3分の1減っている。
 米紙『ウォールストリート・ジャーナル』によると、米通信大手『AT&T』の最高経営責任者(CEO)でBSA理事長のランドール・スティーブンソン氏は「女子に優れたリーダーシップを養成する時代になった」と意義を強調した。
 来年発表されるプログラムでは、2019年から女子も11~17歳のグループであるBSAに参加し、男子と同様のカリキュラムをこなすことが認められる。
 BSAは、今年1月に心と体の性が一致しないトランスジェンダーの受け入れを発表している。
 一方、ボーイスカウト活動に触発されて1912年に設立されたガールスカウトは、女子は女子のみの環境のなかでこそ力強く育つとし「われわれは女子の専門家だ」と表明した。ただ今後、会員数に影響が出る可能性もある。
     ◇  日本のボーイスカウト連盟は、1995年から全部門で女子を受け入れている。


教皇ツイートのフォロワー4000万人に

【CJC】
バチカン(ローマ教皇庁)は10月11日、教皇フランシスコ発信ツイッターのフォロワーが4000万人に達したと発表した。これはドナルド・トランプ米大統領の4030万人に並ぶ勢い。
 投稿は9言語で発信され、フォロワーの数はスペイン語が最も多く1460万人で、英語は1400万人。ラテン語でも、ドイツ語やアラビア語を上回る約84万人のフォロワーがいる。
 教皇は毎日平均1件のツイートを投稿。内容は簡素で宗教的なものが多い。しかし、ツイッターの読者からは、敬虔な信者が読めばショックを受けるような下品な返信が寄せられることもある。



《メディア展望》

  • =カトリック新聞(10月15日)http://www.cwjpn.com
  • ★教皇フランシスコ=移住者や難民への恐れを取り除くのが政治の役目
    ★ロヒンギャ難民=教皇訪問にかすかな希望
    ★スペインの教会指導者=祈りと対話呼び掛ける=カタルーニャ州独立住民投票
    ★2018年の青年シノドス=来春に準備会議を開催
    ★宗教者と市民による学習会=「北関東医療相談会」の実践に学ぶ

  • =KiriShin(10月・既報)http://www/kirishin.com

  • =クリスチャン新聞(10月15日)http://クリスチャン新聞.com
  • ★飛翔の時迎えた福音交友会=3人の女性宣教師が道拓く=70周年記念集会でキックオフ
    ★「臨時国会冒頭解散」緊急声明呼びかけ人=稲正樹氏=国家が誤った道進んでいたら否を
    ★大阪=クリスチャンの若者らで防災パーティー=南海トラフ地震想定し分かち合い
    ★映画「地の塩 山室軍平」記念シンポで木原活信氏=福音伝道、福祉実践両方で評価=山室はたぐいまれなキリスト教界の人物
    ★賀川豊彦は平和賞最終候補だった=ノーベル研究所資料で確認




情報元「(C)世界キリスト教情報サービス」

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