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キリスト教@ワールドニュース

目次

2017年 4月24日(月)

  1. ロシアが『エホバの証人』の活動禁止
  2. WCCがシリア避難者へのテロ攻撃を非難
  3. シナイ半島南部の修道院近くで銃撃戦
  4. 難民施設は「強制収容所」と教皇が強く批判
  5. トランプ大統領が教皇と来月会談か
  6. カナダのトルドー首相が教皇と会談へ
  7. 「ファティマの奇跡」の目撃者2人が5月聖人に
  8. バチカン美術館が収蔵品の修復作業を「公開」
  9. 前教皇ベネディクト16世が90歳の誕生日
  10. 《短信》
  11. 北朝鮮軍内部でキリスト教信者6人摘発か
  12. 《メディア展望》

ロシアが『エホバの証人』の活動禁止

【CJC】
 ロシア最高裁判所は4月20日、『エホバの証人』の活動を禁止し、資産を押収する判決を下した。法務省が同団体を「過激派組織」とし、解散させるよう求めていた。
 最高裁のユーリ・イワネンコ判事は、「エホバの証人の本部と傘下の地方組織」の閉鎖と「資産の没収」を決めたとしている。
 法務省はこれに先立ち、同団体内での「過激主義的な行動」の兆候をつかんだと発表、活動の禁止を求めていた。
 またロシアの各通信社は、『エホバの証人』が国民の権利および社会の秩序、治安に対する脅威になっている、と法務省が指摘したと報じている。
 『エホバの証人』は、ロシア各地に395の拠点を持っており、最高裁の決定を不服とし、欧州人権裁判所への提訴も辞さない構え。
 ロシアの最大主要教派『ロシア正教会』は『エホバの証人』に批判的な立場を取っており、ある教会関係者は先ごろ、同団体を「破壊的な宗派」と呼んでいた。


WCCがシリア避難者へのテロ攻撃を非難

【CJC】
WCC(世界教会協議会)は、子どもたちも含め約100人を殺したと推定される4月15日に行われたアレッポへの避難者を狙った自動車爆弾の攻撃を強く非難する声明を発表した。
 オラフ・フィクセ=トゥヴェイト総幹事は「このような暴力の地獄サイクルが続いていることは、シリア平和を実現するために流血をすぐにも終わらせることが緊急に必要だと示している」と述べた。
「すべての関係国と武装集団に、シリアの平和のため、流血を終わらせ、交渉を進めるよう呼び掛ける」と総幹事は指摘した。
 シリア国営メディアは、今回の爆破の死者75人と報じたが、米メディアCNNなどは、救援関係者の話として約100人死亡、負傷者は数百人規模と伝えている。
 アレッポ郊外ラシディン地区で起きた爆破は、避難しようというシーア派の住民70人近くを載せたバスがアレッポに入ろうとするのを待ち伏せして行われた。


シナイ半島南部の修道院近くで銃撃戦

【CJC】
エジプト東部シナイ半島南部のシナイ山麓にある聖カタリナ修道院近くの検問所が4月18日夜、武装集団に襲撃され、警官らと銃撃戦になった。
 警官1人が死亡し、3人が負傷した。武装集団の1人も射殺された。過激派組織『イスラム国』系メディアが「『イスラム国』戦士が実行した」と伝えた。
 エジプト北部ではタンタとアレクサンドリアで9日にコプト教会を狙った爆破テロが相次ぎ、46人が死亡した。『イスラム国』が犯行声明を出し、さらなる攻撃を予告していた。今月28、29日には教皇フランシスコがエジプトを訪問する。
 「イスラム国」とされるエジプト総人口9200万の約1割はコプト教会信徒。


難民施設は「強制収容所」と教皇が強く批判

【CJC】
AFP・時事通信によると、教皇フランシスコは4月22日、ローマの聖バルトロメオ教会で行われた式典で「(欧州各地の)難民受け入れ施設は、あまりに多くが強制収容所だ」と批判した。
 教皇は、ギリシャで昨年出会ったイスラム教徒の男性の話を始め「人々を苦しめている残虐性、密航船に乗り込む人々に対する搾取についてもっと考えよう」と訴えた。この発言は用意した原稿にはなかった。


トランプ大統領が教皇と来月会談か

【CJC】
米ショーン・マイケル・スパイサー米大統領報道官は4月19日、ドナルド・トランプ大統領が5月下旬の先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)に出席するためイタリアを訪れる際、教皇フランシスコと会談する可能性があることを明らかにした。
 サミットは5月26~27日にシチリア島のタオルミーナで開催される。バチカン(ローマ教皇庁)報道官は「まだ正式な要請を受けていないが、歓迎するつもりだ」と述べた。


カナダのトルドー首相が教皇と会談へ

【CJC】
カナダのジャスティン・トルドー首相は4月21日、イタリア南部シチリア島タオルミーナで5月26、27の両日開かれる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)後、バチカンで教皇フランシスコと初会談すると発表した。


「ファティマの奇跡」の目撃者2人が5月聖人に

【CJC】
教皇フランシスコは4月20日、ポルトガルのファティマを5月13日に訪れる際、聖母マリア出現の目撃者とされる2人を列聖すると発表した。
 幼い羊飼いだったジャシンタ・マルトさんとフランシスコ・マルトさんは1917年、ファティマで聖母マリアの姿を目にしたとされる。以後聖地となったファティマでは毎年聖母出現祭が行われている。2人の列聖は最初の聖母出現から100年を記念して行われる。


バチカン美術館が収蔵品の修復作業を「公開」

【CJC】
バチカン美術館が、収蔵品の修復作業を訪問者に公開するため、を復元するプロセスを示すために「活動している美術館」と題した科学的・文化的な企画を始めた。
 バチカン美術館内の「ピナコテカ」(美術館)第17号室で、入場者は「教皇の美術館のさまざまな活動」を見られる。
 まず15世紀末のヴィテルボ・アントニオ・デル・マッサーロダ・ヴィテルボの3枚続きの絵画の修復作業が紹介される。
 バチカン美術館のウェブサイトは、3枚続きの絵画が「聖母マリアと教会の諸教父に対する教義上の強い関心と特別の帰依を示す」ものとしている。


前教皇ベネディクト16世が90歳の誕生日

【CJC】
前教皇ベネディクト16世(ヨセフ・ラッツィンガー)が4月16日、90歳の誕生日を迎えた。今年の復活祭と重なった。
 ベネディクト16世は、1927年4月16日、ドイツのマルクトル・アム・イン生まれ。2013年2月28日に教皇職から引退後、バチカン市国内の修道院『マーテル・エクレジエ』で祈りの生活に専念している。
 教皇フランシスコは、聖週間中の4月12日、ベネディクト16世を訪問、復活祭の挨拶をおくると共に、前教皇の誕生日に祝意を表した。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、今回の祝いを記念し、前教皇をテーマにした多くの出版物が発表された。バチカン出版局から発表された『コーペラトーレス・ヴェリターティス』(真理の協働者)もその一つ。タイトルはベネディクト16世の司教・教皇モットーからとったもの。
 同書は、バチカンの前広報事務所長で、現在、神学研究推進のための『ヨセフ・ラッツィンガー=ベネディクト16世・バチカン基金』の議長を務めるフェデリコ・ロンバルディ神父と研究者ピエルルーカ・アザロ氏による監修で、同基金主催の「ラッツィンガー賞」をこれまで受賞した神学者13人の寄稿を集めたもの。
 バチカン放送局のインタビューに、ロンバルディ神父は「コーペラトーレス・ヴェリターティス」というベネディクト16世のモットーは、神学者として、また教会の神学の奉仕者としての任務のアイデンティティーを非常によく表していると述べた。
 そしてそこには、信仰と教会において生きる人たちのために、決して自分を前面に出さず、イエス・キリストご自身によって具現化された神の真理への奉仕を中心に据えるという、ご自分の奉仕のあり方についてのビジョンがあると指摘した。
 最近、ベネディクト16世を訪問した際の印象として、ロンバルディ神父は、90歳を迎えられる前教皇の明解な思考や、人々と対話する時の穏やかさ、優しさなどを挙げた。高齢による体力の衰えは当然あるが、祈りと思索の静かな生活の中で、人々と完全に協力しながら暮らしておられると話した。
 ロンバルディ神父は、ベネディクト16世の90歳の祝いに当たり、前教皇が神との一致によって得るすべての実りと喜びと共に、この時を平安に満たされて過ごされることを願った。
 そして、同時に、高齢にある前教皇の喜びと平安のメッセージを、教会共同体が豊かさとして受け取り、教皇フランシスコのため、また歩み続けるわたしたちすべてのための、その実りある祈りを、前教皇の霊的奉仕として感じて欲しいと述べた。



《メディア展望》

各紙は年末・年始特別態勢で、今信は休みます。
  • カトリック新聞(4月23日)http://www.cwjpn.com
  • ★教皇=復活祭メッセージ=兄弟姉妹を肩に担う主
    ★教皇、刑務所で洗足式=「しもべとして愛し抜く」
    ★教皇、世界の司祭たちに=真理の福音は「喜びといつくしみ」
    ★バチカン=ランドリー開く=路上生活の人に無料提供
    ★バリアフリー化の高幡教会=建屋増築し対応=東京

  • キリスト新聞(4月22日)http://www.kirishin.com
  • ★「教会と政治」フォーラムが発足 国家や政治の課題を神学的に研究しよう
    ★日本同盟基督教団、日本バプテスト連盟が声明=“組織犯罪処罰法改正案の廃案を”
    ★核兵器禁止条約交渉会議受け宗平協とWCRP日本委が声明
    ★ユダヤ難民を支援した神戸市民=日本基督教学会近畿支部会で神田健次氏が講演
    ★教員免許状更新講習をネットで=キリスト教学校教育同盟が5月より受付

  • クリスチャン新聞(4月23日)http://クリスチャン新聞.com
  • ★羽鳥明氏逝去=放送伝道のパイオニア=「私は福音を恥としない」
    ★キリスト伝道劇団=新宿新生館が45年
    ★森友問題で注目の「教育勅語」どこが問題?=復権 認めてはいけない=クリスチャン教育関係者が警鐘
    ★イスラエルユダヤ人とクリスチャンアラブ牧師が協力=テロ犠牲のエジプトの信者助ける
    ★それぞれの信仰者 共に反対を=WCC=コプト教会への武力攻撃非難


情報元「(C)世界キリスト教情報サービス」

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