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教会カレンダー

C年 年間第29主日

第1朗読 出エジプト記 17章8~13節

第2朗読 テモテへの手紙二 3章14~4章2節

福音朗読 ルカによる福音書 18章1~8節

神は、昼も夜も叫び求めている選ばれた人たちのために裁きを行わずに、
彼らをいつまでもほうっておかれることがあろうか。
                  (ルカ 18.7)

今日の典礼のテーマは、祈りについて、いつも祈ることについてです。

第1朗読では、日が沈むまで忍耐強く祈り続けたモーセとアロンについて述べられています。

福音では不正な裁判官のたとえです。イエスは神に信頼して絶え間なく祈ることを教えています。

絶え間なく祈る、このためにはエネルギーがいります。アルベリオーネ神父は、「師イエス、あなたを信じながらも自分の弱さと変わりやすさを恐れる」と祈っています。

年間の時期には、ことに絶え間なく祈るというテーマは、私たち一人ひとりにとっても大事なことでしょう。願い続ける、あなたはなにを願いますか。

* * * * * *

第1朗読の出エジプト記では、アマレク人との戦いで、モーセの果たした役割について述べられています。

アマレク人は、エジプト脱出後のイスラエルの民を最初に攻撃した人たちです。彼らは遊牧民で、イスラエルの民に脅威を覚え戦いを仕掛けてきました。

このアマレク人に打ち勝つ唯一の手段、武器は祈りでした。モーセの祈り、しかも日の沈むまでの忍耐深い祈りによって、イスラエルは勝利を得ます。

モーセが手を下ろすとアマレク人が優勢になります。モーセの祈りの効果がこの物語の中に明らかに示されています。

このモーゼの両側に立って彼の手、神の前に取りなす手を支えた2人の人がいたことにも心をとめたいものです。

こうして、イスラエルの民はシナイへの旅を続けることができました。

周りの人に支えられながらの祈り、これを今日は祈りたいものです。

* * * * * *

パウロは、聖書(神の言葉)の働きについて思い起こさせ、どのようなときにもみ言葉を宣教するように、とテモテを励ましています。

ユダヤの慣習では、5歳のときから聖書(旧約聖書)を読むことになっていたといいます。パウロは、「幼い日から聖書に親しんできた」テモテに、「キリスト・イエスへの信仰をとおして救いに導く知恵を、あなたに与えることができます」と、聖書が与えてくれる知恵の偉大さを教えます。
 聖書に導かれて人生の道を歩んでいくことの必要性を説いています。

私たちも、神の言葉に導かれて進む人でありたいものです。

パウロが「厳かに命じます」という命令で伝えてくれるメッセージを大切にしたいと思います。

御言葉を宣べ伝えなさい。
折が良くても悪くても励みなさい。
とがめ、戒め、励ましなさい。
忍耐強く、十分に教えるのです。

* * * * * *

福音書では、「不正な裁判官」、「神を畏れず人を人とも思わない裁判官」についてのたとえが読まれます。この中でイエスは、祈りの必要性と祈りにおける忍耐、特に祈りの終末面(「人の子が来るとき」)を教えておられます。

またイエスは、このたとえを聞いている人々が、裁判官の姿から神を推量するように望んでおられます。

裁判官が、うるさいのでやもめの願いを聞き入れるとしたら……。
 「神は、昼も夜も叫び求めている選ばれた人たちのために裁きを行わずに、彼らをいつまでもほうっておかれることがあろうか」と。

実に神こそ頼りになる方なのです。あなたはこれを信じますか。行き詰まりを感じるときにも信頼し続けることができますか。

そして、イエスは言われます。「言っておくが、神は速やかに裁いてくださる。しかし、人の子が来るとき、果たして地上に信仰を見いだすだろうか」と。

神は必ず聞いてくださいます。ですから、呼び求め続ける必要があります。

今日、私たちの祈りは? と問うてみてはいかがですか。

祈り

信じる者の力である神よ、
  あなたは呼び求める者の願いにこたえてくださいます。
  わたしたちが祈りと信頼の心をもって、
  あなたに近づくことができますように。
   集会祈願より

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第1朗読 出エジプト記 17章8~13節

アマレクがレフィディムに来てイスラエルと戦ったとき、

モーセはヨシュアに言った。
「男子を選び出し、アマレクとの戦いに出陣させるがよい。
明日、わたしは神の杖を手に持って、丘の頂に立つ。」

ヨシュアは、モーセの命じたとおりに実行し、アマレクと戦った。
モーセとアロン、そしてフルは丘の頂に登った。

モーセが手を上げている間、イスラエルは優勢になり、
手を下ろすと、アマレクが優勢になった。

モーセの手が重くなったので、
アロンとフルは石を持って来てモーセの下に置いた。
モーセはその上に座り、
アロンとフルはモーセの両側に立って、彼の手を支えた。
その手は、日の沈むまで、しっかりと上げられていた。

ヨシュアは、アマレクとその民を剣にかけて打ち破った。

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第2朗読 テモテへの手紙二 3章14~4章2節

あなたは、自分が学んで確信したことから離れてはなりません。
あなたは、それをだれから学んだかを知っており、

また、自分が幼い日から聖書に親しんできたことをも知っているからです。
この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、
あなたに与えることができます。

聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、
人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。

こうして、神に仕える人は、どのような善い業をも行うことができるように、
十分に整えられるのです。

神の御前で、そして、生きている者と死んだ者を裁くために来られる
キリスト・イエスの御前で、
その出現とその御国とを思いつつ、厳かに命じます。

御言葉を宣べ伝えなさい。
折が良くても悪くても励みなさい。
とがめ、戒め、励ましなさい。忍耐強く、十分に教えるのです

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福音朗読 ルカによる福音書 18章1~8節

イエスは、気を落とさずに絶えず祈らなければならないことを教えるために、
弟子たちにたとえを話された。

「ある町に、神を畏れず人を人とも思わない裁判官がいた。

ところが、その町に一人のやもめがいて、
裁判官のところに来ては、
『相手を裁いて、わたしを守ってください』と言っていた。

裁判官は、しばらくの間は取り合おうとしなかった。
しかし、その後に考えた。
『自分は神など畏れないし、人を人とも思わない。

しかし、あのやもめは、うるさくてかなわないから
、彼女のために裁判をしてやろう。
さもないと、ひっきりなしにやって来て、
わたしをさんざんな目に遭わすにちがいない。』」

それから、主は言われた。
「この不正な裁判官の言いぐさを聞きなさい。

まして神は、昼も夜も叫び求めている選ばれた人たちのために裁きを行わずに、
彼らをいつまでもほうっておかれることがあろうか。

言っておくが、神は速やかに裁いてくださる。
しかし、人の子が来るとき、果たして地上に信仰を見いだすだろうか。」

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