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私の薦めるこの一冊

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カトリック教会における婚姻  司牧の課題と指針

『カトリック教会における婚姻  司牧の課題と指針』表紙


  • 著者:田中 昇
  • 定価:本体3,800円+税
  • A5判 並製  449ページ
  • ISBN978-4-87750-207-2  C0016
  • 発行:カトリック中央協議会

「教会が、婚姻は生涯をかけて日々、実現してゆく召命、使命、恵みの道と教えているのですから、婚姻の当事者たちを育て、守り、導いてゆくことは、教会の使命であり、特に司牧の責任を担う司教、司祭たちの重大な責務であると思います」と本書の初めに、東京教会管区裁判所の長官であり東京教区法務代理の稲川保明神父が書いています。

 教皇フランシスコは、就任直後から、折に触れて、教会の中で家庭の問題を取り扱わなければならないことを話し、書いておられます。この家庭の問題の中で、「婚姻」に関する問題が、確かにある部分を占めています。

 本書は、まず、序章で「カトリック教会における婚姻」について基本的なことを押さえ、第1章の「現代の婚姻司牧に関する一考察」では、著名な教会法学者であるサバレーゼ神父の小論文を紹介しながら、教会の婚姻における秘跡の理解とその恵みについて読者に考えさせています。

 第2章は、「婚姻司牧に関する一般原則」を述べ、第3章は「教区司教ないし地区裁治権者に諮るべき婚姻に関する個別事案の対応の姿勢」、第4章「規則外の婚姻関係にある信者の司牧のための指針」では、イタリア司教協議会が発表した「規則外の婚姻関係にある信者の司牧指針」を紹介しています。

 第5章では「結婚準備のための司牧指針」、第6章では「ゆるしの秘跡において夫婦生活の倫理的問題を扱う際の司牧指針」で、どちらも具体的な司牧の指針となっています。

 第7章は、「異宗障害とその免除、日本の教会における婚姻事情」で、日本における婚姻の実践状況などが述べられています。

 第8章は「教皇の権能による婚姻の絆の解消」、第9章で「婚姻無効訴訟、新しい規則とその実践」について書かれています。

 サブタイトルとして、「司牧の課題と指針」となっているように、具体的に婚姻当事者、司牧者がどのように関わっていくべきか、ということを、司牧の流れにあわせて教えてくれるものです。

 本書は、司教、司祭、特に結婚講座を受け持っている信徒たちが、婚姻の秘跡の司牧をよく学び、司牧に生かしていくことができるものとなっています。
 結婚問題で傷つき、苦しんでいる信者が多いと言われている今日、ぜひ、教会で司牧に携わる司祭たちに、読んでいただけたら、と願っています。

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