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私の薦めるこの一冊

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使徒的勧告 愛のよろこび

『使徒的勧告 愛のよろこび』表紙


  • 著者:教皇フランシスコ
  • 訳者:吉池好高
  • 定価:本体2,000円+税
  • 四六判 上製  320ページ
  • ISBN978-4-87750-207-2  C0016
  • 発行:カトリック中央協議会

教皇名で出される「使徒的勧告」の本は、すべて世界代表司教会議(以下シノドスと記す)に出席の司教たちが討議し、結論としてまとめたものを、教皇に提出し、教皇がそれを読み、加筆修正したものを出版したものです。

 通常は、一回のシノドスに一つの使徒的勧告が出されるのですが、本書は、家庭をテーマにして開催された2回のシノドス(世界代表司教会議)で提出された文章を一冊にまとめて出された珍しい使徒的勧告と言えるものです。

 本書が述べているように、「シノドスの歩みがもたらした二年に及ぶ考察の豊かさゆえに……多くの多岐にわたるテーマを取り扱っています」(7)。
 本書は、中心は4章、5章ですが、全体を9章に分けて、家庭についての大切な側面を取りあげています。

第1章は、聖書が家庭、結婚などについて、どのように述べているかを、まず紹介しています。
第2章は、現代社会の中で危機的状況にある家庭問題について、述べています。
第3章は、結婚と家庭に関する教会の教えの概要を示しています。
第4章は、結婚における愛について、聖パウロの愛の賛歌を取り上げながら、深めていきます。
第5章は、豊かに実る愛について述べています。子どものいのちを受けることによって、父親、母親として成長し、自分の家庭のみでなく、広がりをもつ豊かな愛が育まれていきます。
第6章は、若干の司牧上の展望と題して、家庭の福音化、婚約中の指導、挙式の準備、結婚後の各段階での司牧的配慮の必要性が指摘されています。
第7章は、子どもの教育の強化では、教育の場としての家庭生活、性教育、信仰教育の重要性などが語られています。
第8章は、弱さに寄り添い、見極め、受け入れると題して、結婚の諸問題に対して、司牧的な見極めが必要であり、司牧者が恵みの分配者、いつくしみを生きるように招かれていると勧めています。
第9章は、夫婦と家庭の霊性について短くまとめられています。

 本文にもあるように、「ざっと流し読みすることはお勧めできません」(7)。結婚を考えておられる方にも、結婚生活をなさっている方々にも、司牧者も、皆様にじっくりと読んでいただきたいと思います。

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