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聖書を読もう!

年間 第20水曜日

コヘレトの言葉 5.9~6.8

5章

9 銀を愛する者は銀に飽くことなく
富を愛する者は収益に満足しない。これまた空しいことだ。

10 財産が増せば、それを食らう者も増す。持ち主は眺めているばかりで、何の得もない。

11 働く者の眠りは快い
満腹していても、飢えていても。金持ちは食べ飽きていて眠れない。

12 太陽の下に、大きな不幸があるのを見た。富の管理が悪くて持ち主が損をしている。

13 下手に使ってその富を失い
息子が生まれても、彼の手には何もない。

14 人は、裸で母の胎を出たように、裸で帰る。来た時の姿で、行くのだ。労苦の結果を何ひとつ持って行くわけではない。

15 これまた、大いに不幸なことだ。来た時と同じように、行かざるをえない。風を追って労苦して、何になろうか。

16 その一生の間、食べることさえ闇の中。悩み、患い、怒りは尽きない。

17 見よ、わたしの見たことはこうだ。神に与えられた短い人生の日々に、飲み食いし、太陽の下で労苦した結果のすべてに満足することこそ、幸福で良いことだ。それが人の受けるべき分だ。

18 神から富や財宝をいただいた人は皆、それを享受し、自らの分をわきまえ、その労苦の結果を楽しむように定められている。これは神の賜物なのだ。

19 彼はその人生の日々をあまり思い返すこともない。神がその心に喜びを与えられるのだから。

6章

1 太陽の下に、次のような不幸があって、人間を大きく支配しているのをわたしは見た。

2 ある人に神は富、財宝、名誉を与え、この人の望むところは何ひとつ欠けていなかった。しかし神は、彼がそれを自ら享受することを許されなかったので、他人がそれを得ることになった。これまた空しく、大いに不幸なことだ。

3 人が百人の子を持ち、長寿を全うしたとする。しかし、長生きしながら、財産に満足もせず
死んで葬儀もしてもらえなかったなら
流産の子の方が好運だとわたしは言おう。

4 その子は空しく生まれ、闇の中に去り
その名は闇に隠される。

5 太陽の光を見ることも知ることもない。しかし、その子の方が安らかだ。

6 たとえ、千年の長寿を二度繰り返したとしても、幸福でなかったなら、何になろう。すべてのものは同じひとつの所に行くのだから。

7 人の労苦はすべて口のためだが
それでも食欲は満たされない。

8 賢者は愚者にまさる益を得ようか。人生の歩き方を知っていることが
貧しい人に何かの益となろうか。

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