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信仰の挑戦 … 女子パウロ会 各国創設記


聖パウロ女子修道会(女子パウロ会)は、2015年に創立100年を迎えます。現在、52の国で2,400人余りのシスターたちが、社会的コミュニケーションをとおして宣教活動を行っています。1915年、北イタリアのアルバで始まった若い女性たちの小さな裁縫教室は、やがて書院となり、教区新聞の印刷や普及を手がけていきました。10年後にはローマに新しい修道院ができ、やがてイタリア国内に次々と支部ができていきました。

「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」(マルコ16.15)。というイエスのことばに従い、1930年代に入ると、活動はさらに海外へと向かい、全世界へと視野が広がりました。各国での女子パウロ会創設の歴史を見るとき、最初に派遣されたシスターたちは生活費も乏しく、語学の準備もないなかで始めています。これを私たちは、「馬小屋からの出発」と呼んでいます。ただあるのは、自分たちを派遣した神への信仰と創立者への信頼、その国の人々の善意でした。

創立100周年を迎えるにあたり、初期の時代のシスターたちの神への信仰の強さを見て、彼女たちに学びたいと思います。



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