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聖書を読もう!

待降節 第2主日

イザヤ書 14.1~21

14章

1 まことに、主はヤコブを憐れみ
再びイスラエルを選び
彼らの土地に置いてくださる。寄留の民は彼らに加わり
ヤコブの家に結び付く。

2 もろもろの民は、彼らをその土地に連れて来るが、イスラエルの家は、主の土地で、もろもろの民を男女の奴隷にして自分のものとする。かつて、彼らを捕囚とした者が、かえって彼らの捕囚となり、かつて、彼らを虐げた者が彼らに支配される。

3 主が、あなたに負わせられた苦痛と悩みと厳しい労役から、あなたを解き放たれる日が来る。

4 そのとき、あなたはバビロンの王に対して、この嘲りの歌をうたう。ああ、虐げる者は滅び
その抑圧は終わった。

5 主は、逆らう者の杖と
支配者の鞭を折られた。

6 かつて、彼らは激怒して諸民族を撃ち
撃って、とどまることを知らなかった。また、怒って諸国民を支配し
仮借なく踏みにじった。

7 しかし今、全世界は安らかに憩い
喜びの声を放つ。

8 糸杉もレバノン杉も
お前のことで喜ぶ。「ついに、お前が倒れたから
もはや、切り倒す者が
我々に向かって来ることはない。」

9 地下では、陰府が騒ぎを起こす
お前が来るのを迎えて。そして、亡霊たちを呼び覚ます
地上では、すべてつわものであった者らを。また、その王座から立ち上がらせる
諸国の王であった者らを皆。

10 彼らはこぞってお前を迎え、そして言う。「お前も我々のように無力にされた。お前も我々と同じようになった。」

11 お前の高ぶりは、琴の響きと共に
陰府に落ちた。蛆がお前の下に寝床となり
虫がお前を覆う。

12 ああ、お前は天から落ちた
明けの明星、曙の子よ。お前は地に投げ落とされた
もろもろの国を倒した者よ。

13 かつて、お前は心に思った。「わたしは天に上り
王座を神の星よりも高く据え
神々の集う北の果ての山に座し

14 雲の頂に登って
いと高き者のようになろう」と。

15 しかし、お前は陰府に落とされた
墓穴の底に。

16 お前を見る者は、まじまじと見つめ
お前であることを知って、言う。「これがかつて、地を騒がせ
国々を揺るがせ

17 世界を荒れ野とし
その町々を破壊し
捕らわれ人を解き放たず
故郷に帰らせなかった者か。」

18 国々の王は皆、それぞれの墓に
礼を尽くして葬られる。

19 しかし、お前は墓の外に投げ捨てられる
忌むべきものとされた水子のように。剣で刺された者、殺された者に囲まれ
陰府の底まで下って行く
踏みつけられた死体のように。

20 お前は、自分の国を滅ぼし
自分の民を殺したので
彼らと共には葬られない。悪を行う者たちの末は
永遠に、その名を呼ばれることはない。

21 彼らの先祖の咎のゆえに
その子孫のために、屠り場を備えよ。再び、彼らが立ち上がって、世界を奪い
地の表を町々で満たすことがないように。

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