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教会カレンダー

聖マチア使徒

第1朗読 使徒言行録 1章15~17、20~26節

福音朗読 ヨハネによる福音書 15章9~17節

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 イエスの弟子であった12使徒の一人。イスカリオテのユダがイエスを裏切ったので、他の使徒たちは、その後任を2人の候補者から選ぶことにした。弟子たちは集まって熱心に祈ってから、くじを引いた。そのくじにあたったのがマチアである。マチアについては、はっきりしたことはわかっていないが、彼は最初からイエスの弟子となったユダヤ人であった。マチアは、エルサレムからエチオピアまで宣教の足をのばし、その地で殉教したといわれる。遺骨は、4世紀にローマに運ばれ、後にドイツのトリール司教座聖堂に移された。

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第1朗読 使徒言行録 1章15~17、20~26節

そのころ、ペトロは兄弟たちの中に立って言った。
百二十人ほどの人々が一つになっていた。

「兄弟たち、イエスを捕らえた者たちの手引きをしたあのユダについては、聖霊がダビデの口を通して預言しています。
この聖書の言葉は、実現しなければならなかったのです。
ユダはわたしたちの仲間の一人であり、同じ任務を割り当てられていました。

詩編にはこう書いてあります。
『その住まいは荒れ果てよ、
そこに住む者はいなくなれ。』
また、
『その務めは、ほかの人が引き受けるがよい。』

そこで、主イエスがわたしたちと共に生活されていた間、
つまり、ヨハネの洗礼のときから始まって、わたしたちを離れて天に上げられた日まで、
いつも一緒にいた者の中からだれか一人が、わたしたちに加わって、
主の復活の証人になるべきです。」

そこで人々は、バルサバと呼ばれ、ユストともいうヨセフと、マティアの二人を立てて、
次のように祈った。
「すべての人の心をご存じである主よ、
この二人のうちのどちらをお選びになったかを、お示しください。
ユダが自分の行くべき所に行くために離れてしまった、
使徒としてのこの任務を継がせるためです。」

二人のことでくじを引くと、マティアに当たったので、
この人が十一人の使徒の仲間に加えられることになった。

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福音朗読 ヨハネによる福音書 15章9~17節

(そのとき、イエスは弟子たちに言われた。)
「父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛してきた。
わたしの愛にとどまりなさい。わたしが父の掟を守り、その愛にとどまっているように、あなたがたも、わたしの掟を守るなら、わたしの愛にとどまっていることになる。

これらのことを話したのは、わたしの喜びがあなたがたの内にあり、あなたがたの喜びが満たされるためである。
わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。わたしの命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。

もはや、わたしはあなたがたを僕とは呼ばない。僕は主人が何をしているか知らないからである。わたしはあなたがたを友と呼ぶ。父から聞いたことをすべてあなたがたに知らせたからである。
あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。
あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと、また、わたしの名によって父に願うものは何でも与えられるようにと、わたしがあなたがたを任命したのである。

互いに愛し合いなさい。これがわたしの命令である。」

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