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キリシタンゆかりの地をたずねて
長崎 西海市
横瀬浦公園
横瀬浦は、海外への交易のため大村純忠と、宣教の拠点となる場としてイエズス会が協定を結び開かれた港です。1562(永禄5)年には、ポルトガル船が入港しました。最初のキリシタン大名となった大村純忠は、ここに教会堂や、港の小島「八ノ子島」には十字架を建てました。それによって横瀬浦は、港町として賑わいました。
しかし開港からわずか1年で、純忠の義弟・後藤貴明や家臣の反乱によって焼失しました。
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大村純忠の「洗礼」のタイル壁画 | ルイス・フロイス像 |
現在、教会が建てられたとされる場所の周辺は公園化され、「横瀬浦公園」となり、横瀬浦に上陸したルイス・フロイスのほぼ等身大とさえる像や、教会堂をイメージした展望台が建てられています。資料館では、西海市におけるキリスト教の歴史が紹介されています。
2008(平成20)年11月には、西海市出身の中浦ジュリアンの列福を記念して十字架が近くに建てられました。
- 住所:〒851-3509 長崎県西海市西海町横瀬郷2933-12
- 電話:0959-37-0064(西海市商工観光物産課)
- アクセス:長崎から車で75分、佐世保から車で60分