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思い出に感謝して わたしのエンディングノート

『思い出に感謝して わたしのエンディングノート』表紙

  • 編者:女子パウロ会
  • 定価:本体1,000円+税
  • AB5判 針金とじ・ビニールカバー付き  64ページ
  • ISBN978-4-7896-0851-0  Cコード:C0039




本書は、長崎大司教区の家庭委員会出版で発行されていた『感謝のうちに――私のエンディングノート』が絶版になり、多くの人からの同様のものがほしい、というご希望や、問い合わせが寄せられたことから、長崎大司教区家庭委員会からの依頼を受けて、誕生したものです。

 これは多くのカトリックの信者の皆様から、特に、ご自分が家庭の中で一人だけ信者という方から、いろいろな問い合わせをいただくことがあります。それらの質問や、心配に応えるために、出版されたものです。

 「人間が人間に贈ることができる最大の贈り物は、思い出である」とはじめに書かれていますが、このノートの各ページを皆様が書かれることによって、完成する贈り物となります。ある時は、忘れない思い出をつづり、ある時は写真を貼るなどして、あなたのプレゼントを完成させてください。あなたの贈り主を考えながら。

 ですから、第1章では、これまで歩いてきた道について、書きましょう。 そして、第2章では、大切な人たちに残す言葉を、お世話になった人に残す感謝の言葉を書きましょう。

 第3章では、「わたしの情報」です。そこでは、「わたしの基本情報」や、「もしもの時にお願いしたいこと―緊急搬送や心身の自由が利かなくなった時の連絡先」の項目、かかりつけの病院について、主な病歴、アレルギーなどのことも書く必要性があります。

 第4章は「介護についての願い」。見落とさないようにすることが大切です。最期の迎え方についても。

 第5章は、「通夜・葬儀について」。ご自分の望みを書いておくことが必要です。

 第6章は、「事後の諸手続き」。第7章は、「遺言・相続」。
 最後には「付録」という章があり、そこには、「キリスト者のための、終末医療に関する要望書」があります。これは、大阪高松大司教区司祭の松本信愛神父が、ご自分のパストラルケアの研究成果の一つとして発表されたものです。

 この「思い出に感謝して わたしのエンディングノート」を早速、私も書いてみようと思いました。ぜひ、皆様もご覧になってご活用ください。

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       『思い出に感謝して わたしのエンディングノート』

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