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シスターズリレー 2012


修道会名:マリアの御心会

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期 間:2012年10月7日~10月13日

日本の約6千名のシスターは、「祈りで紡ごう連帯の輪」シスターズリレー2012と名付けた、「被災地の早期復興と被災された方々との絆を強める祈りのリレー」を実行中です。それは、2012年7月から2013年5月までの期間ですが、マリアの御心会は10月7日(日)~13日(土)を担当しました。

担当期間中、マリアの御心会は次のように祈りました。
    ☆ 会員が集まって毎日聖体の前で1時間祈りました。ロザリオの祈りもしました。
      わたしたちの管区にも連絡して海外からもともに心を合わせ祈りました。
    ☆ 10月10日(水)は、「働く人の祈りの集い」と重なったので、そのメンバーと       皆さんに呼びかけて特別プログラムを企画しました。
    ☆ 10月11日(木)信仰年のスタートの日に、ミサをささげて祈りました。

10月10日の紹介
当日聖堂には、たくさんのローソクと大きなロザリオ、そして「キラキラ星ネット」の信木美穂さんの原画が配置されました。信木さんの絵は、福島の子どもたちに思いを馳せさせ、祈りに誘いました。

「キリストの平和」が歌われる中、ご聖体が顕示されました。
沈黙の祈りのあと、信木さんの詩と祈りが朗読されました。詩と祈りのことばを聞いてから、また静かな時をもちました。それから、バッハの曲がヴァイオリンで静かに演奏されました。詩と音楽が心に沁み渡り、祈りとなって捧げられました。

ロザリオは5つの意向によって祈られました。
    1.東大震災の被害者と亡くなられた方々のために。
    2.原発で苦しむ福島の子どもたちと家族のために。
    3.私たちが被災された人々を忘れることなく、祈りと支援を続けて行くことができますように。
    4.地球上から原発と核兵器がなくなりますように。
    5.国の指導者と私たちが、神の望みを行うことができますように。

最後に「東日本大震被害者のための祈り」を全員で祈り、グノ―の「アヴェ・マリア」を聖堂一杯に響くヴァイオリンで聞きながら、この集いは終わりました。ヴァイオリンの奏でるアヴェ・マリアを聴きながら、大震災で亡くなられた方々の魂がマリアさまと共に天国にあるのを感じました。
この祈りの集い中、ご聖体が私たちの中心で輝いていました。また、この期間中に教会の「信仰年」が開始されたのも意義深かくうれしかったです。

マリアの御心会 マリアの御心会


マリアの御心会 マリアの御心会


参加者からの声「このリレーに参加して一緒に祈れてうれしかった」

他の共同体からの報告
10月9日(火)近隣の信徒に呼びかけともに祈る機会をもちました。3・15の新聞記事を飾り、亡くなられた人々のために心を込めて花を飾りました。

マリアの御心会 マリアの御心会


参加者からの声「シスターズリレーでシスター方がこのように祈ってくださっていることがうれしいです。ともに参加できたことも喜びです。」プロテスタントの信徒の方も参加予定でしたが、参加できなかったけれど「ともに心を合わせ祈ります。」との連絡がありました。

*信仰年のスタートが重なり、信仰の生き方を振り返り回心を呼び掛けられている。
東北の出来事を通して神のことばを聴く、日本が変わってきていると感じます。

海外からの報告

海外からの報告

3.11のあの日から、約1年半以上経ちますが、復興の目処は立っていないようです。更に福島県の原子力発電所の事故においても収束はなされていません。多くの子どもたちが、精神面と身体面に大きな問題を来たし、被害者の自殺者は増加しているようですね。そんな状況を聞いて、日本の女子修道会の「祈りのリレー」にフィリッピンのダバオでも参加しました。

10月7日から13日(土)にかけて、毎日、30分の聖体礼拝後、ロザリオもささげました。
わたしたちダバオの修練者は、心を一つにして共同体と管区長と共に祈ることができ、うれしかったです。
また私は日本のマリアの御心会会員、被害者の方々、そして今なお様々な局面において苦しんでいる方々と繋がっていることことを感じました。
一刻も早く、被害にあった方々が安心して生活できる状態になり、日々の生活を楽しめるようになるように祈っています。

海外からの報告

3人の姉妹は黙想中でしたが、心を合わせ祈ってくれました。















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