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シスターズリレー 2012


修道会名:ベタニア修道女会

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期 間:2012年11月4日~11月10日

わたしたちは、べリス・メルセス宣教修道女会から祈りを引き継ぎ4日から10日までを担当しました。
祈りの方法については、被災地にいちばん近く、ボランティア活動を通して被災された方々との触れ合いも経験している栃木県那須町にある修道院に雛形を作ってもらい、その雛形をもとに各修道院がそれぞれの思いを込めて祈りました。
具体的には、最初の日にはすべての修道院が聖時間を行い、日々のためには毎日の意向で、また、一週間のいずれかの一日を、ご聖体礼拝かご聖体訪問を連続でするようにいたしました。そしてこの祈りのリレーの意向に沿えるように、被災地に関するニュース、雑誌や新聞などから記事を抜粋して読んだり写真を張ったりして思いを共有できるようにいたしました。


日々の意向
 11月 4日(日)東日本大震災で亡くなられた方々の永遠の安息を願って。
    5日(月)被災地で、今なお不自由な生活を余儀なくされている方々のために。
    6日(火)災害によって、家族が離散して生活せざるを得ないご家族のために。
    7日(水)原発事故の被災者の苦しみを思って。
    8日(木)原発事故の危険な現場で働いている方々の健康を願って。
    9日(金)被災地の復興を願って。
    10日(土)被災者を勇気付けるためのボランティア活動をしている方々のために。

ベタニア修道女会



ベタニア修道女会 ベタニア修道女会


那須の修道院から … 10月の末に、宮城県亘理町、山元町の見学とボランティアに行って、その後に祈りのリレーの当番が回ってきましたので、更に心の準備となり、あらためて痛みにとどまることができました。3.11の後から、ずっと節約を心がけた生活を続けてきました。時間が経つにつれて忘れてしまいそうなわたしたちですが、このたびの連帯の祈りによって、思いを新たにすることができました。

姉妹の感想から … 被災地の本を読んで、「一日おにぎり一個と牛乳パック一個」ということばを聞き、食べ物をあり余るほどいただいていたことに「申し訳ない」もっと感謝の心でいただかなければと心が痛みました。日頃の生活を見直したい。

時間、場所を超えて祈りでつながりっていることに温かいものを感じる祈りのリレーでした。
この祈りのリレーを通して、被災された方々や各修道会とのつながりを感じただけではなく、修道会としても共同体の姉妹間のつながりを深める機会になりました。ありがとうございました。
10日、次の福音史家聖ヨハネ布教修道会に祈りをおつながりぎいたしました。


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