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聖書を読もう!

四旬節 第4金曜日

民数記 9.15~10.10、33~36

9章

15 幕屋を建てた日、雲は掟の天幕である幕屋を覆った。夕方になると、それは幕屋の上にあって、朝まで燃える火のように見えた。

16 いつもこのようであって、雲は幕屋を覆い、夜は燃える火のように見えた。

17 この雲が天幕を離れて昇ると、それと共にイスラエルの人々は旅立ち、雲が一つの場所にとどまると、そこに宿営した。

18 イスラエルの人々は主の命令によって旅立ち、主の命令によって宿営した。雲が幕屋の上にとどまっている間、彼らは宿営していた。

19 雲が長い日数、幕屋の上にとどまり続けることがあっても、イスラエルの人々は主の言いつけを守り、旅立つことをしなかった。

20 雲が幕屋の上にわずかな日数しかとどまらないこともあったが、そのときも彼らは主の命令によって宿営し、主の命令によって旅立った。

21 雲が夕方から朝までしかとどまらず、朝になって、雲が昇ると、彼らは旅立った。昼であれ、夜であれ、雲が昇れば、彼らは旅立った。

22 二日でも、一か月でも、何日でも、雲が幕屋の上にとどまり続ける間、イスラエルの人々はそこにとどまり、旅立つことをしなかった。そして雲が昇れば、彼らは旅立った。

23 彼らは主の命令によって宿営し、主の命令によって旅立った。彼らはモーセを通してなされた主の命令に従い、主の言いつけを守った。

10章

1 主はモーセに仰せになった。

2 銀のラッパを二本作りなさい。それは打ち出し作りとし、共同体を呼び集めたり、宿営を旅立たせるために用いなさい。

3 二つとも吹くときには、共同体全体があなたのもとに、臨在の幕屋の入り口に集まる。

4 一つだけを吹くときには、イスラエルの部族の長である指導者があなたのもとに集まる。

5 あなたたちが出陣ラッパを吹くと、東に宿営している者が旅立つ。

6 二度目の出陣ラッパを吹くと、南に宿営している者が旅立つ。彼らの出発に際してはラッパを吹く。

7 会衆を集めるときもラッパを吹くが、出陣ラッパは鳴らさない。

8 ラッパを吹くのは、祭司であるアロンの子らの役目であって、それはあなたたちが代々にわたって守るべき不変の定めである。

9 あなたたちの国に攻め込む敵を迎え撃つときは、出陣ラッパを吹きなさい。そうすれば、あなたたちは、あなたたちの神、主の御前に覚えられて、敵から救われるであろう。

10 また、あなたたちの喜び祝う祝日、毎月一日には、焼き尽くす献げ物や和解の献げ物に向かってラッパを吹きなさい。そうすれば、あなたたちは、あなたたちの神の御前に覚えられる。わたしはあなたたちの神、主である。

33 人々は主の山を旅立ち、三日の道のりを進んだ。主の契約の箱はこの三日の道のりを彼らの先頭に進み、彼らの休む場所を探した。

34 彼らが宿営を旅立つとき、昼は主の雲が彼らの上にあった。

35 主の箱が出発するとき、モーセはこう言った。「主よ、立ち上がってください。あなたの敵は散らされ
あなたを憎む者は御前から逃げ去りますように。」

36 その箱がとどまるときには、こう言った。「主よ、帰って来てください
イスラエルの幾千幾万の民のもとに。」

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