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私の薦めるこの一冊

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信教の自由と政教分離

『信教の自由と政教分離』表紙

  • 編集:日本カトリック司教協議会 社会司教委員会
  • 定価:本体600円+税
  • B6版 並製 112ページ
  • ISBN978-4-87750-128-0  C0016
  • 発行:カトリック中央協議会


今年の2月21日、日本のカトリック司教団は一致して「信教の自由と政教分離に関する司教団メッセージ」を公にし、社会に広くカトリック教会の立場を明らかにしました。

本書は、この司教団メッセージを最初に置き、次に、谷大二司教の「自民党新憲法草案を検証する」。ついで、溝部脩司教の「『国是』と迫害-歴史上よりの再考察」が、さらに、高見三明司教の「信教の自由と国家」の3つの文書が載せられています。

これは、憲法改正の動きが急速になった日本社会を見るとき、宗教活動が単なる「社会的儀礼」とか「習俗的儀礼」と見なされる危険性をはらんできていることに危機感を抱いた社会司教委員会の司教たちが、とくに、「信教の自由と政教分離」の観点から、書いたものです。

信徒の勉強会用として、小冊子の分冊で発行されていたものが、読者の声によって、1冊にまとめられ刊行されたものです。

憲法改正の動きを見つめていくためにも、信徒の一人ひとりが目をとおしておくべきものの1冊です。

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