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私の薦めるこの一冊

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SORIN ~日本ではじめてのキリシタン文化がここに~

『SORIN』表紙

  • 定価:本体1,715円+税
  • A4版 並製 80ページ
  • ISBN978-4-9903568-0-4  C0000
  • 発行:NPO法人おおいた豊後ルネサンス

大友宗麟は、戦国時代に豊後をおさめ、ザビエルによって伝えられたキリスト教の洗礼を受け、キリシタン大名として知られた武将です。

大分を訪ねると、至る所でこの宗麟の像や名前を見ることができます。宗麟は、今も大分の人たちに深く愛され、その生活の中に息づいているように感じます。

本書は、大友宗麟の生涯を中心に、大分県内に残るキリシタンの遺跡などが詳しく紹介されています。写真がふんだんに使われ、読むだけではなく、見ても楽しむことができます。

また、大分は、列福が決まったペトロ岐部カスイの故郷です。本書でも、彼の誕生から殉教までが紹介されています。

戦国時代、西洋文化の影響を強く受けた、豊後の歴史を知るためにも役立ちます。
宗麟の時代の年表も入り、より理解を助けてくれます。ペトロ岐部と187殉教者の列福を準備する今、ぜひお薦めしたい一冊です。


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