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信条クレド~教皇講話集~


『信条クレド~教皇講話集~』表紙

  • 著者:教皇ベネディクト16世/教皇フランシスコ
  • 訳:カトリック中央協議会 司教協議会秘書室研究企画
  • 定価:本体900円+税
  • A6判 並製  288ページ
  • ISBN978-4-87750-185-3  C0116
  • 発行:カトリック中央協議会

本書は、教皇ベネディクト16世が、信仰年の開始を宣言し、2012年10月17日から、毎週水曜日に行われる一般謁見において、私たちの信仰の土台である「信条」について連続講話が始められました。

 しかし、教皇ベネディクト16世は、引退を表明されたので、同教皇の連続講話は、2月6日の13回をもって終わってしまいました。その後、教皇選挙、就任式などを終えられた教皇フランシスコが、「信条」についての一般謁見での連続講話を継続し、12月11日まで25回にわたって話されました。
 本書は、その「信条」についての2人の教皇の講話を収録したものです。

 連続講話というと、いかめしい、難しいお話のような感じをもっておられるかもしれませんが、世界中から集まってきた信徒たちの顔を見ながら話されるものなので、それほど難しくはありません。耳で聞いて理解できる話なので、読者の皆様は、「意外にやさしい!」と驚かれるかもしれません。

 しかし、神学者として著名な教皇ベネディクト16世の場合は、やや堅く、教皇フランシスコの場合は、司牧者としての話し方がそのまま表現されていますので、わかりやすいと感じるでしょう。

 内容は、私たちの信仰の土台である使徒信条です。使徒信条を毎週唱えているのに、ここがわからない、という方はその項目のところからお読みになるといいと思います。
 この本1冊全部を読み終わったとき、私たちの信仰のすばらしさとともに、私たちの信仰が深く生活に根ざしたものとして、生きられなければならないということを痛感します。

 ぜひ、手にとって、じっくりと夏休みの間に、また、実りの秋にお読みください。お薦めいたします。

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