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聖人カレンダー
3月15日 聖ルイーズ・ド・マリアック
1591年-1660年
ルイーズは、フランス、パリの貴族の家に生まれた。ドミニコ会の修道院で教育を受け、その後ラテン語と哲学を学んだ。21歳のとき、アントワーヌ・ル・グラ伯爵と結婚し、一子に恵まれた。夫に先立たれてから、聖ビンセンチオ・ア・パウロ司祭(9.27参照)の指導を受けて、祈りと貧しい人々の世話、福祉事業に励み、彼のよき協力者となった。 当時、パリは内乱と伝染病の流行により、多くの病人と孤児、避難民が出ていた。その人々に献身していたルイーズのもとに、志をともにする娘たちが集まり、1633年に「愛徳姉妹会」を創立した。
ルイーズは、児童の初等教育を推進し、またビンセンチオとともに国家の福祉事業を発展させていった。
会はフランス全土に広がり、世界各国に発展していった。
同会は1933年に来日し、大阪、神戸、和歌山、東京などに修道院をもち、保育園、幼稚園、養護施設などを経営し、福祉事業に奉仕している。