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12使徒の表象


ペトロとアンデレ

ペトロ----鍵、魚、逆さ十字架

ペトロがイエスからご自分の後を託され、天国の鍵を与えられたこと、漁師だった彼が、人を捕る漁師となったこと、イエスと同じ十字架につけられるのは恐れ多いと逆さまにはりつけになって殉教したことを示しています。

ヤコブ(大ヤコブ)----巡礼帽、ホタテ貝

世界3大聖地の1つである、スペインのサンチャゴ・デ・コンポステッラは、ヤコブが殉教したその遺骸が流れ着いたところと言われています。

ヨハネ----杯と蛇

エフェソにおいて、ヨハネが毒の入った杯を差し出されたという言い伝えによるものです。

アンデレ----アンデレ十字架

アンデレがX型の十字架につけられて殉教したことを示しています。

フィリポ----十字架に2つのパン、あるいは司教の牧杖

イエスがパンを増やされたとき、フィリポに声をかけられたこと、また、彼の宣教活動を表しているものです。

バルトロマイ----ナイフ

アルメニアやインドで宣教したのですが、生きたまま皮をはがれて殉教したと伝えられています。

マタイ----財布

マタイの以前の職業は、徴税人でした。

トマス----槍、材木

インドで宣教をし、自分の手で教会を建てたと言われています。また、槍で彼は殉教しました。

アルファイの子ヤコブ(小ヤコブ)----のこぎり、棍棒

ヤコブはエルサレムの神殿から突き落とされ、石で打たれ、のこぎりでばらばらにされたという伝承に基づいています。

ユダ(タダイとも言われる)----帆船

宣教者として旅をしながら、多くの港町に、福音を宣べ伝えたと言われています。

熱心党のシモン----魚、本、のこぎり

多くの宣教をしたユダの仲間だと言われています。人間を捕る偉大な宣教師であったことや、福音の力によって、宣教をしたこと、のこぎりで引かれて殉教しました。

イスカリオテのユダ----30枚の銀貨と1本のロープ

銀貨30枚でイエスを裏切ったことと、縄で首をくくって自殺したことを示しています。

ユダがイエスを裏切った後、使徒たちは、イエスの公生活から、ずっと生活を共にした弟子の中から、12使徒の1人となる使徒を選びました。それがマティアです。

マティア----「マティアの上に」と文字が書かれた本と斧、槍

11人の使徒がマティアを選んだときのことを表すことばと、彼の殉教の道具となった斧と槍を示しています。


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