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アドベント・クラウン

アドベント・クラウン

クリスマス前の約4週間は、待降節(アドベント)と呼ばれています。
 「アドベント(Advent)」とは、ラテン語の「来る」いう言葉から生まれました。

待降節は11月30日、もしくはそれに近い主日の「前晩の祈り」にはじまり、主の降誕の「前晩の祈り」の前に終了します。

「教会暦」では、この待降節から新年がはじまり、イエスの生涯を一年をとおして再現し、その救いの業(わざ)を思い起こして祝います。

もみの木の小枝やヒイラギでクラウンを作ります。クラウンとは、丸い形をした輪のことで、リースとも言います。この上に4本のローソクを立てます。

このアドベント・クラウンはいわばカウント・ダウンのようなもので、日曜日ごとに1本ずつローソクに火を灯して行きます。ローソクを灯す数によって、目に見える形でクリスマスが近づくのを知るのです。

このアドベント・クラウンは、由来はドイツや北欧のゲルマン民族の風習からきています。


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