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クリスマス・イブ キャンドル・サービス

キャンドル

最近は、結婚式の披露宴などでもよく行われるキャンドルサービスですが、その起源は古く、4世紀の半ばまでさかのぼり、そのころ行われていた2月2日の「主の奉献の祝日」に祝別したローソクを会衆に分かち合う、キャンドルミサがはじまりだといわれています。ローマのカトリック教会では、この日を「聖母マリアのきよめの日」として祝っていました。これは、世の光であるイエス・キリストが神殿で神にささげられた(ルカ2.22~38 参照)ことを記念するためです。

クリスマス・イブに行われるキャンドルサービスは、モラヴィア教会で1747年に子どもたちによって行われたものが、北ヨーロッパから北米に広まったものとされています。

クリスマス・イブのキャンドルサービスは、「世の光」として、この世に来られたイエス・キリストの誕生を祝って行われるものです。

そして灯したローソクの光に託して、私たち一人ひとりの心の中にも、「世の光」であるイエス・キリストが誕生するように願い、このキリストの光によって照らされた私たちが、この世の闇を照らす光となることができるよう、祈り求めます。

聖なる父よ、
あなたはこの神聖な夜を、
まことの光キリストによって照らしてくださいました。
やみに輝く光を見たわたしたちが、
その喜びを永遠に歌うことができますように。

主の降誕(夜半ミサ)の集会祈願より


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