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RBG 最強の85才

2019年5月

RBG 

 RBG

  • 監督・製作:ジュリー・コーエン、ベッツィ・ウェスト
  • 出演:ルース・ベイダー・ギンズバーグ、ジミー・カーター、ビル・クリントン、バラク・オバマ
  • 配給協力:ファインフィルムズ

2019年 アメリカ映画 98分

  • 第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞、歌曲賞ノミネート

タイトルの「RBG」とは? これは、アメリカの最高判事のルース・ベイダー・ギンズバーグの頭文字。85歳の彼女、アメリカで、スーパーヒーローとして、最も尊敬されているパワーおばあさん。1933年生まれの彼女が大学生となった時代は、まだ女性の職業が認められていなかった社会。弁護士資格を取ったにもかかわらず、女性の弁護士は必要とされず、ニューヨークで彼女を雇う事務所はなかった。

そんな彼女が、1993年に、ビル・クリントン大統領から、絶大な信頼を得て女性として史上2人目の最高裁判所の判事として任命された。「リベラルな大統領がリベラルな判事を選んだ」と話題になった。と なったRBGは、いったいどんな道を歩んだのか。今や、アメリカ中で歓迎されているRBGの生涯を追ったのが、このドキュメンタリーである。

弁護士になったときから、女性差別と戦い、マイノリティーの権利のために働いてきた。きりりとしたその姿からもわかるように、正義を歩み、法の下の平等の実現のために果敢に立ち向かってきた。そんな彼女を支えたのは、思慮深く控えめな夫・マーティンである。

 RBG
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RBGの潔い生き方は、見ていて気持ちがいい。とても魅力的な女性である。妻の活躍を支える夫の姿がステキで、新しい時代の夫婦のあり方を示し、男女がともに活躍する働き方とはどういうものかという模範がここにある。


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