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マルコで祈る

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ミニシクラメン



多くの徴税人や罪びとも

マルコ2.15

   

罪びととは、律法に違反している人のことである。
徴税人は、特別に非難された罪びとであった。
なぜなら、外国の支配者に納める税金の徴収を請け負っていたからである。
支配者として自分たちを抑圧している異邦人の下働きをするので、
徴税人という職業はみなから嫌われていた。

「罪びと」はまた、「異邦人」を指す言葉でもある。
はたして異邦人と一緒に食事をしてよいのかどうか、
それは初期のキリスト者共同体がかかえていた問題である。
(使徒11.3、ガラテヤ2.11~12)


『思い起こし、物語れ』上 より


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