マルコで祈る
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偽善者
マルコ7.6
ギリシア語「ヒュポクリトス」は、
個展ギリシア演劇で、合唱隊長を指す。
独唱者たちと一緒に主要な役割を果たす登場人物だが、
合唱隊の一人として、
無名である。
それで偽善は、
何が何でも自我を押し出したいという、
主役になりたい願望を意味する。
神さえも押しのけたい。
わたしというものが、
いわば小さな神となる。
そのためには何でも犠牲にする。
自分自身でさえも犠牲にしてしまう。
この罪はだれにもあるのだが、
人間を自己中心主義(エゴイズム)に閉じ込めてしまう。
他の人を踏み台にして、
自分に仕えさせる。
『思い起こし、物語れ』上 より