マルコで祈る
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食卓の下の小犬も、子どものパンくずはいただきます
マルコ7.28
イエスのパンの場合、
食卓の子どもたちはパンくずを落とすだけではない。
自分たちの高慢さのために、
パン全体を投げ捨てる。
6章5節で、
イエスはナザレで奇跡をおこなうことができなかった。
それは人々に信仰がなかったから、
と言われている。
この女は、
ほんの少しのパンくずで、
小犬たち(つまり異邦人)みなを満腹させ、
娘を病から解放できると信じている。
彼女はほんとうに信頼しているのだ。
み手を開いて、
よい物で満たす方、
すべての生きるものの空腹を満たす方を(詩104.28、145.16参照)。
この方は、
餌を求めて鳴くカラスのひなでさえも、
けっして忘れない(詩147.9、ルカ12.24参照)。
『思い起こし、物語れ』上 より