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マルコで祈る

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上田の空



一人の盲人

マルコ8.22


これは弟子のイメージである。
だれでも同じだが、
弟子たちは目があっても見ない(8.18、4.12)
目が見えない人は、
労働したり歩いたり、
あるいは闘ったりできる健康な体をもっているとしても、
できない。
目に光がないからだ。

目は便利で好ましい道具どころか、
苦痛の源となる。
これが現実だ。
まだ生まれていない人、
日の目を見ない人にたとえることができる。

ほんとうに目が見えない人とは、
自分の真実と神とを見ない人のことである。
光に照らされないで生きるので、
死んでいるのも同然である。
どこから来てどこへ行こうとしているのかを考えようともしないので、
どの方向に向かったらよいのかわからない。
イエスは言う。
「わたしは世の光である。
わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、
命の光をもつ」(ヨハネ8.12)


『思い起こし、物語れ』上 より


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