マルコで祈る
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そして、3日の後に復活する
マルコ10.34
「しかし、3日の後に復活する」とは書かれていない。
そうではなく「そして、3日の後に復活する」となっている。
まるで主が—驚くべき神的な仕方で—人間の行動を引き継いでいると言いたげである。
人間の行動に対抗したり、
妨げたりしないのだ。
人間と神はそれぞれ、
自分のおこないを実行する。
人間は罪によって死をもたらすというおこないを、
また愛である神は命をもたらすといういおこないをそれぞれ実行するのだ。
神のおこないは、
人間の罪のおこない「にもかかわらず」実行されるのではない。
イエスの十字架は、
復活の後には忘れてかまわないような、
単なる偶然のできごとにすぎないのではない。
真実、
イエスの栄光の原因なのである。
イエスは「へりくだって、死にいたるまで、
それも十字架の死にいたるまで従順」であったので高く上げられたのである。
ここに神の神秘がある。