マルコで祈る
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イエス
マルコ10.47
イエスという名は「YHWHは救う」という意味である。
神が人間と結ぶ関係を表現している。
イエスの名を告げ知らせるとき、
わたしたちに救いがもたらされる(ローマ10・13、使徒2・21)。
魔法ではない。
だれかの名を呼ぶのは、
その人を知っていて愛しているからである。
そしてわたしたちの救いは神を知り、
神を愛することにある。
イエスは、
わたしたちと出会うために来られた神なのである。
「ほかのだれによっても、
救いを得られません。
わたしたちが救われるべき名は、
天下にこの名のほか、
人間には与えられていないのです」(使徒4・12)。
わたしたちはエリコの深淵に、
つまり孤独という地獄にうずくまっている。
利害にふり回され、
罪に売り渡され、
自分のエゴにまとわりつかれ、
命にも死にもおびえきっている…。
イエスの名を呼ぶことがわたしたちをいやす薬である。
この薬はわたしたちを孤独の地獄から解放し、
イエスの弟子としてくれる。