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祈りのひととき

使徒信条

キリスト教の基本的教義を12箇条にまとめた文。

「使徒信条(使徒信経)」は、古代からの代表的信条のひとつ。で、キリスト教の基本的教義を12箇条にまとめた文章です。作者は、信徒たちであると伝統的に言われています。
個人の祈りではこれが唱えられる傾向があった。

天地の創造主、
全能の父である神を信じます。
父のひとり子、わたしたちの主
イエス・キリストを信じます。
主は聖霊によってやどり、
おとめマリアから生まれ、
ポンティオ・ピラトのもとで苦しみを受け、
十字架につけられて死に、葬られ、
陰府(よみ)に下り、
三日目に死者のうちから復活し、
天に昇って、
全能の父である神の右の座に着き、
生者(せいしゃ)と死者を裁くために来られます。
聖霊を信じ、
聖なる普遍の教会、
聖徒の交わり、
罪のゆるし、
からだの復活、
永遠のいのちを信じます。アーメン。

(2004年2月18日 日本カトリック司教協議会認可)

ニケア・コンスタンチノープル信条

この「ニケア・コンスタンチノープル信条」は、第1回コンスタンチノーブル公会議(381年)後に作られた。

わたしは信じます。唯一の神、
全能の父、
天と地、
見えるもの、見えないもの、すべてのものの造り主を。
わたしは信じます。唯一の主イエス・キリストを。
主は神のひとり子、
すべてに先立って父より生まれ、
神よりの神、光よりの光、まことの神よりのまことの神、
造られることなく生まれ、父と一体。
すべては主によって造られました。
主は、わたしたち人類のため、
わたしたちの救いのために天からくだり、
聖霊によって、おとめマリアよりからだを受け、
人となられました。
ポンティオ・ピラトのもとで、わたしたちのために十字架につけられ、
苦しみを受け、葬られ、
聖書にあるとおり三日目に復活し、
天に昇り、父の右の座に着いておられます。
主は、生者(せいしゃ)と死者を裁くために栄光のうちに再び来られます。
その国は終わることがありません。
わたしは信じます。主であり、いのちの与え主である聖霊を。
聖霊は、父と子から出て、
父と子とともに礼拝され、栄光を受け、
また預言者をとおして語られました。
わたしは、聖なる、普遍の、使徒的、唯一の教会を信じます。
罪のゆるしをもたらす唯一の洗礼を認め、
死者の復活と
来世のいのちを待ち望みます。アーメン。

(2004年2月18日 日本カトリック司教協議会認可)

洗礼式の信仰宣言

天地の創造主、
全能の、神である父を信じます。
父のひとり子、おとめマリアから生まれ、
苦しみを受けて葬られ、
死者のうちから復活して、
父の右におられる主イエス・キリストを信じます。
聖霊を信じ、聖なる普遍の教会、
聖徒の交わり、罪のゆるし、
からだの復活、永遠のいのちを信じます。


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