homeキリシタンゆかりの地をたずねてゆかりの地一覧 > 雲仙殉教地

キリシタンゆかりの地をたずねて

長崎県 雲仙市小浜町

ゆかりの地

物語

雲仙殉教地


雲仙殉教地
雲仙殉教地

1627(寛永4)年から1631(寛永8)年まで、雲仙の焦熱地獄で、キリシタンに信仰を棄てさせるための拷問と処刑が行われました。

 松倉豊後守重政の迫害によってパウロ内堀作右衛門たち16人が、この雲仙殉教地の最初の殉教者となりました。

 松倉氏は、島原のキリシタンたちに対して過酷な弾圧を行いました。1627(寛永4)年には、37人キリシタンが捕らえられ、この城で拷問が行われ、多くのキリシタンが島原の地で殉教しました。

 現在殉教地には、大十字架の両側に殉教者たちをたたえるために、1939(昭和14)年に長崎県によって建てられた『聖火燃ゆの碑』と、1961(昭和36)年にカトリック長崎大司教区が建てた2つの碑があります。

 毎年5月の第3日曜日に、長崎大司教区主催による雲仙殉教祭があり、雲仙教会からお糸地獄までの巡礼が行われます。

雲仙殉教地 雲仙地獄


  • 住所:〒854-0621 雲仙市小浜町雲仙
  • アクセス:長崎自動車道諫早ICから車で65分
          (雲仙公園ビジターセンター側の雲仙地獄の奥の十字架が目印)

●関連記事:


▲ページのトップへ