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金沢城  高山右近が修築した城


復元された菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓
復元された菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓

1546(天文15)年に、金沢御堂(尾山御坊)が建立されました。加賀の支配権を得た本願寺の拠点でした。1580(天正8)年、柴田勝家が金沢御堂を攻略して、佐久間盛政が金沢城と改称して入城しました。賤ヶ岳合戦の後、1583(天正11)年に前田利家が金沢城に入城して、加賀藩前田家百万石14代の居城となりました。
 しかし、何度も火災に遭い、建物の大部分が焼失しました。
 現在、金沢城公園として整備がはじめられ、城の復元が進んでいます。

明治初期の橋爪門と橋爪門続櫓 復元された菱櫓
明治初期の橋爪門と橋爪門続櫓 復元された菱櫓

利家から金沢に招かれた高山右近は、2代藩主・利長にも仕え、金沢城の修築にあたりました。
 2001(平成13)年に、二ノ丸で復元された菱櫓(ひしやぐら)は、三階建てで、入母屋造であるなど、1576(天正4)年にイエズス会によって建てられた「都の南蛮寺」に大変似ているとされています。

金沢城の石垣 復元された河北門
金沢城の石垣 復元された河北門


  • 住所:〒920-0937 石川県金沢市丸の内
  • アクセス:北鉄バス「兼六園下」、「広坂」、「出羽町」下車
  • 開園時間:3月1日~10月15日 午前7時~午後6時(退園時間)
           10月16日~2月末日 午前8時~午後5時(退園時間)
  • 入園料:入場料無料
  • 菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓入館料:大人(18歳以上)310円 小人(6歳~18歳未満)100円

●金沢城 Webサイト:http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/


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