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これからの日本のゆくえ-憲法改正問題を切り口として-福音の視点から

『これからの日本のゆくえ』表紙

  • 著者:森 一弘
  • 定価:本体500円+税
  • B6判 並製  70ページ
  • ISBN978-4-7896 -0732 -2  C0030



本書は、今年の夏に行われた「カトリック社会問題研究所」主催の夏期セミナーでの著者の講演に加筆したものです。

 現在、憲法96条の改正問題が取りざたされており、「憲法9条ではないので、安心」と思っている人が結構います。しかし、まず、憲法96条を改正し、国会議員の2分の1の賛成が得られれば、国民にその是非を問うことができるようになります。

 憲法96条は、法の中の法である憲法がそんなに簡単には変えられないように、国会議員の3分の2の賛成が必要とされています。権力の座にある人が、権力を乱用する歯止めとして置かれた96条を改正すると、次にくるのは、憲法9条の改正問題だろうということが予測されます。

 夏期セミナーに出席し、森司教の講演を聴いた人々から、講演内容を本にしてほしい、という声があがり、同時に、その本をテキストにして、研修会をしてほしいという声が寄せられ、本書が誕生しました。

 私たち日本人が、ゆで蛙にならないように、賢い決断が下せるように、日本のいたるところで、森司教の講演や研修会が開かれることを望んでいます。

 自民党が出した「憲法草案」も取り上げられており、その他、「権利宣言」や、「世界人権宣言」、「帝国憲法」なども資料として末尾に掲載されています。きっと、役に立つことでしょう。

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   『これからの日本のゆくえ-憲法改正問題を切り口として-福音の視点から』

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