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もしかしてうちの子も? ~しのびよるネット中毒の危険と対策~

『もしかしてうちの子も? 』表紙

  • 著者:山中 千枝子、女子パウロ会
  • 定価:900円+税
  • B6判 並製   88ページ
  • ISBN978-4-7896-0786-5  C0037



家の近所には保育園や幼稚園があります。毎朝、若い母親や父親が子どもの手を引いて徒歩で送り迎えをする姿を目にします。しかし、その母親、父親の多くは、片手にスマホを持ち、ある人は話しながら、ある人はメールを打ちながら子どもの手を引っ張っています。読者の皆様も、こういう光景はよく見かけるので、なんの違和感も感じておられないかもしれません。

 しかし、本書は、そういうお母さんやお父さんにぜひ読んでいただきたいのです。本書のタイトル「もしかしてうちの子も?」と、その親御さんが気づいてくださればいいのですが。ところが、全然、「しのびよるネット中毒の危機」に気づかないかたもいらっしゃるのです。このお母さんたちに「今こそ、(お子さんの)こころに寄り添って」ください、と訴えたいくらいです。

 本書は2部に分かれています。
 第1部は「ネット中毒の危険と対策」で著者は専門家の協力を得て女子パウロ会のシスターが書いています。難しい専門書ではなく、「星野家のストーリー」として、分かりやすく、必要なことを中心に書かれています。

 今は、インターネット、スマートフォンなど、排除して考えられない社会になっています。この社会情勢をどう生きたらよいのかを示唆しています。

 第2部は、「ネット中毒の子どもたちを見つめて」。著者は山中千枝子さんです。「こうちねっと見守り会議」会長さんとして、保育園、小学校、中学校、高校などで講演活動で、多くの人々に気づきと目覚めを促すとともに、中毒に陥った人の相談にも乗っておられます。

 お子様をお持ちの、ご両親、祖父母の方々に留まらず、ぜひ、教会で司牧に当たっておられる神父様方、教理担当者、学校の先生にもお勧めしたいものです。

 薄い冊子ですが、ネット中毒について考えたい人に、ぜひお勧めしたいと思います。

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