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ルカによる福音書とともに 自己の内面を読む

『自己の内面を読む』表紙

  • 著者:ガエタノ・ピッコロ
  • 訳者:松岡 陽子
  • 定価:本体1,800円+税
  • B6判 並製  348ページ
  • ISBN978-4-7896-0824-4  C0016


本書の著者は、イタリア人のイエズス会の司祭で、彼の聖書のアプローチ、導きによって、みことばに出会い、心が照らされ、いやされたという人が多く、今、大活躍なさっている神父様です。

 本書は、ルカが伝えたイエスの生涯を、以下の4段階に分けて、さらに、それを52の出来事一つずつが、聖書のみことばとともに、著者のやさしいことばで語られ、52それぞれの文末に、私たちが自分の内面を振り返り、読み取るように、2つのヒントが付けられています。

 第Ⅰ段階は、宣教開始まで(ルカ 1.1-4.13)
 第Ⅱ段階は、ガリラヤでの宣教(ルカ 4.14-9.36)
 第Ⅲ段階は、エルサレムに向けての歩み(ルカ 9.51-19.27)
 第Ⅳ段階は、受難・死・復活・昇天(ルカ 20.27-24.53)

 さらに、序文の前には、著者による祈りの時間の組み方というか、祈り方のヒントが紹介されており、その上に、他の司祭によるルカ福音書の著者について、また、内容の流れが述べられ、本書にそって自然に導かれるように配慮されています。

 早くも読者の方から反応がとどいておりますので、お二人の方のご意見をご紹介すれば、皆様にも、よくおわかりいただけると思います。

 書店でいち早く手にした人から、「今まで、このような黙想書は見たことがありませんでした。堅苦しい神学用語でなく、やさしいことばで訳されていて、翻訳書とは感じられませんでした」と、うれしいお便りをいただきました。

 また、他の人からも「これまで、神父様から黙想するように、とか、よく祈るようにというお勧めをいただいたのですが、どうすればいいのかよくわかりませんでした。しかし、この本を読んで、よくわかりました」とご連絡をいただきました。

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