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「その微笑み、最高!」Sr.吉岡が天国へ

2023.01.28


Sr.吉岡

介護老人ホームに入所していたSr.マリア・アグネス吉岡洋子が、1月22日早朝、前日に救急搬送された東海大学医学部付属八王子病院で亡くなりました。89歳でした。

Sr.吉岡は、1933年3月、大阪市田辺で生まれ、熱心なカトリック信徒であるご両親のもとで、キリスト者としての教育を受けて成長しました。

大阪支部に入会すると、すぐ東京に向かい、文化放送の使徒職に就きました。修練期には、朝早く起きて、川口にある送信所の畑で働き、週3回は家庭宣教をしていました。1956年に初誓願を立てると、大阪や高松支部に派遣されました。長崎のデパート政岡のコーナーでも働きました。当時は、ベールをかぶったシスターがデパートの売り場に立っている姿に、訪れるお客さんはとても驚きましたが、デパートの社長はとても協力的だったそうです。

1962年に終生誓願を宣立。団体宣教に派遣され、カトリック学校などの学校でも、展示即売ができるよう働きかけました。その後、名古屋、大阪、広島支部などで院長職を果たしました。

2016年に歩くことが困難となり、膝の手術を受けました。神戸支部から東京の本部に異動し、使徒職の準備となる手作業に従事し、認知症になったシスターたちのフォローをしながら、一緒に使徒職を果たしました。2020年に肝臓に腫瘍が見つかり、次第に体力が弱くなっていき、介護老人施設「ウイング」にお世話になりました。


Sr.吉岡
葬儀ミサ



Sr.吉岡
葬儀ミサ


Sr.吉岡は、遺影のように、いつも微笑みを持って穏やかに人々と接し、Sr.吉岡の前では、心を休めることができました。今は天国で、仲間のシスターたちと、笑みを交わしていることでしょう。


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