home>教会>教会をたずねて>カトリック山田教会

教会をたずねて

カトリック山田教会(長崎教区)

教会一覧

カトリック山田教会

  • 教会堂名:七つの悲しみの聖母
  • 主日のミサ:7:00(奇数週)
          第1,3,5 土曜 18:00
          第2,4  土曜 19:00
  • 〒859-5704 平戸市生月町山田免440-2
  • TEL&FAX:0950-53-0832
聖堂前方
聖堂前方
祭壇
祭壇
十字架と聖櫃
十字架と聖櫃
聖櫃
聖櫃(せいひつ)
朗読台
朗読台
祭壇の壁画
祭壇の壁画
祭壇の壁画
祭壇の壁画
聖堂内 悲しみのマリア像
聖堂内 悲しみのマリア像
聖堂内 み心のイエス像
聖堂内 み心のイエス像
十字架の道行き
十字架の道行き
ステンドグラス
ステンドグラス
聖水入れ
聖水入れ
オルガン
オルガン
告白室
告白室
蝶の装飾画
蝶の装飾画
天井
天井
聖堂後方
聖堂後方
聖堂入り口
聖堂入り口
聖トマス西と15殉教者列聖記念碑
聖トマス西と15殉教者列聖記念碑
ファティマ
ファティマ
歴史と聖堂内部

1558(弘治4)年、ガスパル・ヴィレラ神父によって生月の宣教がはじまりました。この宣教によって多くの島民がキリスト教に改宗しましたが、豊臣、徳川と続く激しい迫害の中で多くの殉教者を出し、その幾つかは今も史跡や霊場として大切にされています。信徒たちは、迫害を逃れるため、隠れキリシタンや潜伏キリシタンとなっていきました。

 山田教会は、紐差に住み平戸、北松、黒崎地区を司牧していたマタラ神父の努力により、1911(明治44)年に着工され、1913(大正2)年に献堂式が行われました。
 聖堂の設計、施工は、長崎県を中心に明治から昭和にかけて数多くの教会を設計した鉄川与助氏によるものです。

 1970(昭和45)年に改修され、現在の聖堂は単層屋根の煉瓦造りの建物で、屋根は瓦葺きで、鉄筋コンクリートの正面の方形の塔は後に増築されたものです。
 聖堂の天井は木造のリブ ヴォールト天井で、多角形平面の主祭壇と左右脇祭壇があり、シンプルな外観からは想像も付かないほど重厚な趣のロマネスク調の聖堂です。
 壁面には、主任司祭であった烏山神父の手による蝶の羽根で作られた色鮮やかな装飾画が飾られています。この装飾画は「7つの秘跡」を描いたものだそうです。
 また、正面祭壇の壁面には、生月の悲しい迫害の歴史を物語るレリーフが描かれています。

 1987(昭和62)年10月18日、西玄可の子息トマス西神父が列聖され、翌年9月には、教会前庭に列聖記念碑が建立されました。

 さらに、教会の近くにはガスパル西玄可の殉教地「黒瀬の辻」があります。


▲ページのトップへ